最近『オーラの泉』を見るようになりました。江原啓之って、いつも着物なのね〜φ(・・; 男着物普及委員会(自称)の私としましては、今注目の「着物男」です。
私の希望は、男女を問わず
「普通の人が、普通に着物」です。普通、って賛否両論ある単語なので、慎重に用いたいところですが、逆に特殊っていうのは、
・著しいお金持ち
・ある種の職業
・著しいお洒落
を指していて、普通はそうでないもの、を指して使っています。
男着物で、「普通の人」の着物を探すのは非常に困難です。街中で見かける着物男は、ほとんどが特殊な職業です。まあ、メインは呉服屋さんかな。武道、芸能(能・歌舞伎・落語・演歌)、囲碁将棋、僧侶神職。せいぜい和食、旅館。着物=仕事着ですね。
芸能人で、季節イベント(正月とか)や時代劇で着物姿は多いですが、「普段着」として和服を着こなしている人はあまり思い浮かばない。せいぜい重めのパーティーで“爺さん”が紋付着てるくらい?でもそれは、着物=衣装の範疇です。
そんな中で、江原氏には「オッ?!」と注目した。彼はその場に必要とされてないのに、着物を着ている。あれは、好きで、着物を理解して、「私服」として着ているのではないか。しかも彼はまだ若い(40代、子育て中)。画期的なことではないかしらん。
一つには、彼は自分が「着物が似合う」ということを気に入ってるのではないか。だって典型的な「着物体型」だものね(笑)。
まあ、すごくお金持ちではあるんだろうけど(^^; ただ贅を尽くしたカネかかってる着物には見えないなあ。男着物は分かりにくいだけで、実はすんごくいいもの着てるのかな?(汗)
それに、彼のアイデンティティとしては「神職」なのかなあ。いや、でも雰囲気は仕事着っぽくないぞ。うーん、でもそれは歌舞伎役者がオフにも着物を着ている、と同じで、やっぱり職業柄なのかなあ?
私としては、ギター侍をはじめ(大笑い)、有名人著名人でなんとか「普通に着物」の人が登場して、着物イメージを上げてほしいわけだけど。
私は、カッコいいと思うんだけどな〜。私は、彼が「普通に」着てると感じるんだけどな〜。「日本の文化のよさ」を自然体で愛しているのが感じられて素敵だと思うんだけどな〜。
彼は「特殊な人」だから(^^; 彼が着物を着こなしていることが男着物普及にプラスになるかどうかといえば、ならないのかもなあ(弱気)。
posted by eribow at 23:18|
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