着物好きにもいろんなパターン?があることがだんだん分かってきました。何故着物が好きなのか?という問いに「何となく」とか「やはり日本の伝統文化はいいと思って」など漠然とした理由を挙げる人は多いですが、よーーーく事情をきいてみると具体的きっかけがあるものなのです。
かく言う自分自身も、どうして着物が好きになったのか、さっぱり分かりませんでした。でも最近、思い当たるフシが見えてきました。
それは、生まれて初めて着物を着た七五三ではない。憧れを抱いて高価な振袖をまとった成人式でもないのです。
1つ目は、中学3年生の、体育祭で例年の出し物となっている盆踊り。色気のないイモ中学生だった私が、初めて浴衣を身につけて「オンナとしての自分」を感じた。その時のときめきは、もしかして私の人生に決定的な跡を残しているのかもしれません。
(※私のどこかシャキっとした極妻志向?は浴衣スタートからかも)
2つ目は、なけなしのバイト代をはたいてせっせと能楽堂に通っていた花の女子大生(そんな頃もあったんです)の頃、能楽堂のロビーで見かけた着物で悠然と煙草を吸っていたおばあさん。自分自身はノンスモーカーなのに、それがいよーにカッコよく見えたのだ。
その職業婦人には見えない年配のご婦人の着物&喫煙姿は、のびのびとして自信と誇りに満ちていた。自分の意志で生きている威厳。年を重ねることで深まる重み。そのこなれた着物姿は、私が身の回りで見てきた大人の女性たちにないもので、新鮮な衝撃だった。
(※私の有閑マダム「風」への憧れはこの辺にあると思われ)
3つ目は、ン年前のとある飲み会で出会った、普段着物をキメた子持ち女性。「どうして着物なんですか?」という素朴な質問に「オフタイムはいつも着物だから」というさらりとした答えに、まず驚愕。
年齢は分からないけれど、お子さんは小学生だった。髪振り乱してアカンボ育てている真っ最中の私(でも飲み会には来てます 笑)にとっては子育て大先輩。しかもバツ一シングルマザー。もう、想像もつかないほどおっとな〜な雰囲気に満ちていた。ほっそりした体に、地味〜な着物が「ツウ」っぽく映った。
(※私の「居酒屋で手酌」モデルはここにあると思われ)
いろんな人の体験談を聞いているうちに、女性にとっての着物の憧れは、どこか「大人のオンナ」との出会いにかかっているような気がした。(子供から見ての)成人女性。老婦人。熟女。‥etc.
私はたまたま身近な親族に着物を着る人がいなかったけれども、いる場合は、その辺から入っていきそうだ。mizの「カッコいいおばあちゃん」の存在なんかもね。
誰に憧れたのか、そのイメージは何だったか、その辺の違いで、目指す着物スタイルが変わってくるような気がする。私の好きな着物イメージが複数系統あるのも、このように異なったきっかけがあったからだと思う。
ちょっと今後研究してみたいテーマだ。
2005年12月05日
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着物の好み。あなたは何派?(^^ゞ
Excerpt: 着物をお召しになられる方々の装いを拝見しておりましたら、いくつかのパターンに分け
Weblog: 千兵衛の家
Tracked: 2005-12-06 23:05
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