2006年02月04日

お香作り教室1回目

立春! ということでデザイン変えてみた。
しかし、早春にふさわしいものは選択肢になく、とりあえずさくら。あまりにも今の寒さに合わない気も・・・梅があればよかったのになあ。ここはデザイン製作に手を出すか?>eri

ところで昨夜、薫物屋 香楽(たきものや からく)のお香作り教室へ行ってきた。
eriの記事を読んで思い立ったのが初日前日。あまり期待せずに電話したのだが、あっさりOK。まだあまり認知されていないのかも。
場所は「お店」ではなく、事務所ビルの中。和の雰囲気というより理科実験室。ただ、たどりついたらビルの入り口からもうお香! という香り。
受講生は8人。ほぼOLさんかな。一人だけ真言宗の僧侶の方がいらした。仏教とお香の関連はかなり深いのだという。なるほどね〜。

全6回のコースを申し込む。初回は入門編、手作りインセンス。インセンス、というのは火をつけて炊く香のことで、これはアジア独特の香文化なのだそうだ。西洋は15世紀に精油の作り方を発明し、そこから液体香料に流れたとか。

お香作品1.jpgで、つくったのはこれ。
大きいほうがとりあえずの入門編で、椨(たぶ)という樹皮の粉末(のり材にはベストなものだそうだ)と水と練り合わせ、好みのオイルをまぜて整形したもの。通常売られているインセンスはほとんどこういう作り方なんだそう。乳鉢でごりごりまぜてこねこね、ほとんど粘土遊び。結構楽しい。
小さいほうが、本日のメイン。合香(調合のこと)にチャレンジしたもの。小さくつくるのは、天然香は香りが強くなりすぎるから。
合香前に、主要な天然香原料をひとつづつ嗅ぐ。単体で「いい香り!」というものはあまりない。むしろ臭いものも多い。でもブレンドすることでいい香りになる。奈良・平安の人々は(って、多分貴族たちは、なんだろうけど)、合香の技術を持っていて、季節ごとに自分の家で合香していたんだとか。なかなか楽しいかも知れない。

・・・とはいえ、いきなり合香できるわけはもちろんなく、沈香か白檀をベースにして、先生の指導でちょっとづつブレンドしていく。同じレシピでも手加減でかなり香りが変わってくるらしい。「沈香」というのは香の中の香、といわれるものらしいのだが、いまいち好みでなかったので私は白檀+桂皮+安息香+木香+龍脳という甘さを引き立てるレシピ。それに麝香を先生がちょこっと入れてくれた。ムスクの原料だけど、単体で嗅ぐとものすごく臭い。1000倍くらいに薄めるとすごくいい香りになるのだから不思議。関西弁ばりばりの先生は「やーらしい香り」と表現していた(笑)。
混ぜているときはそれほどいい香りだとは思わなかったのだけど、家で乾かしていたらほんのり香ってきた。もちろん最終的には「燃やした時の香り」が問題。いきなりその香りになるアロマなどと違って、合香の場合は想像力が必要なんだなあ。原料から「ブレンドして、乾かして、燃やした時の香り」を想像する・・・ああ道のりは長そうだ。

天然香の場合は、寝かせると香りがよくなるそうだ。20個くらいできたので、いくつかは熟成(?)させてみよう。楽しみ〜。


posted by mizuho at 10:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
デザインをリニューアルすると、雰囲気違いますね(^^)
化学実験のようなインセンス作り、楽しそう♪
○急ハンズだったか、定かに覚えていないのですが、インセンス材料キット、売っていたのを見かけたことあります。 調香、楽しめそうなので、探してみようかしら〜〜
Posted by ぶりねぇ at 2006年02月04日 20:43
mizuhoさま♪
合香って、経験と想像力が必要のようですね?わたしも京のお香専門店であれこれ試しききしたのですけど、どちらかというとお爺さん好み?みたいな渋〜〜い香りのお香が多かったです。ふんわりとやさしく香るのが理想なんですけど…
Posted by りさこ at 2006年02月04日 22:15
こんばんは、コメントありがとうございます!
>ぶりねぇさん
○急ハンズにインセンス材料キット、あります。まさに香楽の商品。記事に登場する僧侶の方、ハンズでキットを買ったのがきっかけで教室に来たそうです。ひとつひとつの材料はそんなに高くないのですが、道具含め一式そろえるとそれなりのお値段です。
>りさこさん
ふんわりやさしい、は確かに少ないかも。お香は基本的にラストノートなんだそうです。ちょっと重いのね。お寺のいい匂い、が好きなら白檀がおすすめかな。いい組み合わせを発見したら書きますね!
Posted by mizuho at 2006年02月05日 02:44
mizuhoさん、こんにちは☆
私も香水は苦手ですが、お香が大好きなんです^^

京都の風俗博物館に行ったとき、
フロア全体にとても素良い香りが漂っていて、
何とも素敵な気分になりました。
そこは毎朝、香を焚き染めているのだそうです。
思わず匂い袋を求めてしまいました^^

教室…お試しだけでも行ってみたいなぁ。
でも今からではむずかしいでしょうか。
Posted by たまご at 2006年02月06日 03:01
たまごさんこんばんは!
この教室、一回体験もありですよ。記事中にリンクはってますので、お香教室のページでスケジュールみてみてください。興味のある回1回だけ参加、という人も結構いました。多分定員にはまだ余裕があると思います。今週は線香、来週は匂い袋です!
Posted by mizuho at 2006年02月06日 20:36
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