2006年08月07日

夏の暑さと着物生活

 暑い。暑い。暑い。暑い。あっついよぉ〜〜!!!今日もエアコンなし生活です。風は通るのですが、熱気が塊となって窓辺からぐいぐいと押し寄せてきます。
 私は着物「狂」なので、着る時ゃ着ますよ、それでも。昨年、推定33℃の炎天下、長襦袢もちゃんと身に着けて、足袋も履いて、「涼しげに」夏着物を着てお出かけなどしてみたです。けどね。
 どう考えても、着物が普通だった時代はこんな気候じゃなかったよね?風鈴釣ろうが、打ち水しようが、背筋を伸ばそうが、この邪悪な暑さはなかったことにはなりません。

 ユニクロの今年の浴衣は「キシリトール入り繊維」。ガムの印象が強すぎるこの素材を前面に打ち出していることに失笑しつつ、「着物(浴衣)は暑いからイヤ」という着物予備軍の人たちの層がいるということが察せられました。「着物(浴衣)でも暑くないんだよ」とアピールして、何とかして売ろうとしてるんですよ、きっと(;_;)

 素敵な夏着物はエアコンがんがんで、あるいは高原の避暑地で、ブルジョアジーに。ゆったりと気持ちよく庶民的に着こなすのは、夕方以降浴衣で。そんな使い分け、妥協案で乗り切るのが、現実的なのかな、と寂しがりつつ思う私でした。


posted by eribow at 15:11| Comment(9) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
キシリトール、面白いですね。去年36度にまで上昇した日に、コーマの浴衣を着ていたらほんとに辛かったです。流れ出る汗を吸って重くなるし、くっつくし、二度ときるものかと思いました。30度超えると、麻以外は耐え難いし、帯もなるべくなるべく軽いものじゃないと大変ですね。
お会いする方々が、なんて涼しそうなんだろうと思っていただけたら、せめてもの救いでしょうか(笑)
Posted by 百福 at 2006年08月07日 18:49
次回はキシリトールゆかた着物♪〜
水を吸うと熱を吸収するんだそうですね。
舐めると涼しい飴みたいな感じでしょうかしら。
メントールを付けた繊維もあるようなので、
そんな高機能繊維が色々出てくると楽しいですね。
ちょっとは夏の着物も楽になるかしら。
Posted by うまこ at 2006年08月07日 21:58
ほんま、暑いわ〜、かなんな〜
なので、夏の日中、炎天下の時間帯、着物は極力着て出ないぶりでした。。。
Posted by ぶり at 2006年08月07日 23:26
ただでさえ、暑さに弱いのに、先週末浴衣で出かけた私。熱中症になって、結構危なかったです。化粧室で一度、浴衣脱ぎましたもの。
 家人から「夏は着物禁止」令が出ました(>_<)
Posted by Fujipi at 2006年08月08日 08:42
昔も、静岡は、かなり、暑かったようです。今の静岡は、本州の南国で、たまりませんが・・・前にきいた祖母の話では、真夏は、浴衣が普段着で、出かけるときだけ、絽や紗に着替えたそうです。静岡の真夏の暑さで、普段着に、絽や紗は、確かに暑すぎ。浴衣なら、汗をかいても、気にしなくていいですしね。でも、出かけるときは、気合と我慢だったんですよね。昨日も、静岡県下で、全国一の暑さになりました。うちでも、日のあたらない北部屋で35度!!南部屋は、サウナ同然。どこにいても、一日中、風呂に入っているみたいなもの!!
Posted by コロコロ at 2006年08月08日 08:48
こんにちわ。やっと暑い気候になりましたね。
今みたいに、夏に、よそゆきとはいえ、絹の着物を襟元もきっちり詰めて着るようになったのは、昭和辺りかららしいです。
江戸時代の風俗を見ると、夏はお武家さんは「上布」といって麻地を着ました。
お公家さんは「生絹(すずし)」という、ハリのあるオーガンジーのようなスケスケのを着ました。
どっちも、絽だの、紗紬だの、夏ナナトカって今着られている絹着物+絹か麻襦袢の組み合わせに比べると、すっごく涼しいです。

なんで、いい着物をきているグループは、今よりずっと涼しい格好をしてたようなのです。

あと着方。昔の人は、襟あきが広めなんですが、夏は特に広いように思われます。襟の開き加減で寒暖はかなり調整できます。冬は詰め目にして防寒。夏は開け目で放熱すると、かなり違います。

北埼玉は、一昨年40度を記録するような異常気象だったけど、袖なしに半パンのお母さんはぐたっちゃったのに、木綿縮みの浴衣の私は「暑いよねー」程度で済みました。なんせ、肌はほぼ着物がガード、体温+α程度にしかなりませんが、外気はもっと高温。着ていない方が高温にさらされてる次第。

あとねー、木立や池があると涼しさバッチリ。
お屋敷には木立も池もあるもんですから、その辺もビル林を行き来するのとは条件が違うんだと思います。
でも、京都の油照りを、昔から着物着て歩いてたんだから、着られる着物や着方はあったのだと思います。
Posted by 優妃讃良 at 2006年08月08日 11:23
わぉ!コメントが一杯♪
皆様、「暑く」語ってくださってありがとうございます(爆)

>百福さん
36℃で浴衣ですか?!負けた(?)
麻の着物って着たことないですが、やはり涼しいのかなー?(興味)

>うまこさん
ええっ、キシリトール繊維って、本当に涼しいんですか?(疑心暗鬼)
食物から摂るべきコラーゲンを顔に塗ってみたり、
除菌・抗菌グッズがやたらと出回ってるし、
新素材で勝負するっていつも怪しいと思ってました (^^;

作業服で、扇風機内臓ってのを見たことあります
着物も扇風機付ならきっと涼し‥いけど?!(苦笑)

>ぶりさん >Fujipiさん
ぶり先輩も夏の炎天下は着物パスですか
Fujipiさんは体ヤラレましたか
私も無理はやめよう(^^;

>コロコロさん
祖母世代くらいだと、「我慢のおでかけ着物」バージョンはあったんですね(メモメモ)
・昔はもっと気温が低かった
・昔の着物はもっと涼しかった
の両方があったと推定しているのですが、
それはもう一時代遡るのかなあ‥

>優妃讃良さん
おおっ、いつもながら貴重な情報をありがとうございます(__)

上布に生絹ですかぁ〜着てみたいなあ(憧)
最近購入したインド製の綿の薄手ブラウスがめちゃめちゃ涼しくて、
素材や薄さで随分違うんだなあと実感したばかり
‥やはり、ですね

百福さんは36℃でヤラレてましたが、40℃なら逆に強いのですね(爆)
布団かぶって寝てた方がましな暑さなのか‥(クラクラ)

緑と空間の量のことは、本記事にも書こうかと思った点です
私の住まいは、大都会‥エアコン、車、人いきれ、アスファルト、
緑は乏しく、空き地なんてありません
確実にヒートアイランド現象、体感温度・不快指数は明らかに高いです
着物にふさわしい環境が壊れてきているのはひしひし感じますね‥
Posted by eribow at 2006年08月08日 21:14
そうそう、アスファルトの照り返しがきついんですよ。これが昔のように、大地が大地であったならば、着物を着ていてもこれほど不快には感じないのでしょうね。台風のせいで涼しくて一息つきました。

ひぐらしの声、こおろぎの声が聞こえるようになりました。秋もすぐそこかと。
Posted by 百福 at 2006年08月09日 11:40
夫の実家は、やっぱり、ものすごーく暑いとこなんですが、家の裏手が田んぼ。夏のまっさかりだと、青々とした稲の葉がそよいでいます。
んで、そこに窓があって、縁側の窓と両方開けると、田んぼを越えて来た風が部屋を吹き抜けます。クーラーなんてメじゃない涼しさ!
冬の寒気を防ぐように屋根にはこんもりと断熱材が積んであるんですが、これは夏の熱気も断熱してくれて、部屋の中には屋根上の熱気を通しません。
外の寒暖計は40度越えてるってのに、開けっ放しの室内は、扇風機さえ要りません。
植物のパワーって、ホントすごい!

そうそう、麻は涼しいですよ。上布でなくても、(上布は死ぬほど高い。生絹は、着物用の反物では見たことがない) 機械織りの小千谷縮みや近江麻でも涼しいです。特に、夏の襦袢は洗えるし涼しい麻が一番!上が化繊でも、下が麻だと、十分に涼しいです。自力で縫う気なら、反物だけなら1万円位。
Posted by 優妃讃良 at 2006年08月11日 17:20
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