2006年08月10日

着物のルーツは中国

 ここ半年ほどの間に、中国文化へ大接近しています。興味が高じて、中国語まで勉強し始めちゃった(笑)。
 接近して気づいたことの一つは、それ以前に傾倒していた着物との関連も深いこと。呉服の語源は、「呉という国の服」だったんですね。今では「和服(=ドメスティックな日本の服)」と「呉服」はほぼ同義といっても差し支えないですが(少なくとも私は差異を認識できてない)、もともとは「憧れの海外の文物」というニュアンスだったのですね。

 中国について知れば知るほど、その文化の底知れなさ、巨大なポテンシャルに圧倒されます。
 日本は、古代中国なしには成立していない国です。中国大陸からやってきた人たちが連綿と続く支配者階級を形作り、中国からもたらされたものが衣食住すべての根底を成しているということを日本人は忘れています。
 政治問題もあって、嫌中国の書籍がたくさん書店に並んでいるのが、哀しいです。

 中国偉大也。和服好きで挙句中国にまで愛好の手を伸ばす人はあまりいませんが(笑)、皆さんも、日本文化のルーツとしての中国に、もう少し敬意を向けてみてはいかがでしょうか(-_☆

<8月11日加筆>
というわけで、明日から中国行ってきます(笑)。
お香作りオフに戻ってきますので、それまでmiz、よろしくね♪


posted by eribow at 23:28| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
中国語、もう2年近く勉強してないからほとんどしゃべれないだろうな。帰国したらもう一度やり直したいです。

日本のきものの素材の代表格である絹も、生産が始まったのは中国ですからね。「呉服」も本来は絹製品を指す言葉だったことからも、絹と言えば中国だったんでしょうね。高品質な中国の絹と製法が伝わらなかったら、今のような豊かなきもの文化はなかったかもしれません。
Posted by HIRO at 2006年08月11日 11:58
こんにちは、HIROさん

おおおお〜〜〜中国語もやってらしたのですね!(尊敬)
我想喝口卑酒!
中国語って、日本語とほぼ同じな語(開始とか)と、
ぜーんぜんニュアンス違ってる語(打算とか)が混じってて
分かるような分からないようで面白いです♪

呉服は、絹の着物なのですね?(メモメモ)
なるほど、同じ着物でも「高級」なニュアンスを感じてました
確かに、浴衣のことを呉服とは言わないような気がする‥
Posted by eribow at 2006年08月11日 16:23
気をつけて行ってらっしゃいませ。
たしかに浴衣は呉服って言わないね。
一つ賢くなりました。
ありがとうございます。>HIROさん(横レスで失礼)

中国はたしかにすばらしい歴史と文化の国だよねぇ。
今、現在、話題になるときはあんまりいい話じゃないこともあるけど(マナーの悪さとか)
表面的な西洋的な文化の入り込みが、古来からあった良さを軽視してしまっているのが問題なのではないかと、思ったりなんかして。
この国も彼の国も。

無事に帰っていらっしゃいませ。
Posted by Soya at 2006年08月13日 07:04
eribowさま♪
もう中国?なのですね。先日、琉球文化について書き込みを頂きましたが、琉球文化も中国から渡来した客家たちの文化がベースですね。日本の奈良時代の文化は中国・朝鮮半島経由で流入したものですから、その文化をベースにして日本文化ができたのは間違いありませんね。それ以前に、日本人そのものが大陸から渡ってきた民族と、南方の島から渡ってきた民族の混合だという説も有力ですね〜
Posted by 因幡のりさこ at 2006年08月13日 09:57
こんにちは。
着物好き&中国好きで、ついでにヨーロッパ史も好きな節操なしです。

中国は清の時代にそれまでの漢民族の習俗が女真族の習俗に改められ、畳が無くなったりきものが旗袍(チャイナドレス→もともとは馬に乗る満州の女性の装束)になったりと、それまでの文化がなくなったんだそうです。

なので、唐代の文化を研究していたり、その時代に興味のある中国の方は「日本にはすでに無くなった中国文化が残っている!」といたく感動なさるそうです。

いままでそれなりに平和にやってきたご近所なのですから、これからも敬意を払いあいつつ、平和に暮らしたいものですね。

どうぞ、ご無事でお戻りくださいませ。
Posted by 佳珠 at 2006年08月14日 07:49
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