2006年10月05日

苦難の襟付け

 「初めての単衣づくり」3日目山場のレポートです。これはまあ自分自身のための忘備録、反省記録というとことかな。

なんちゃって共襟アイロン 寸足らず反物(84cm不足!)解消のための無理矢理テク「なんちゃって共襟」、アイロンで折り目をつけます。
 後から思うと、何らかの形で縫っておけばよかったんですよね。アイロンだけで済ませたのが、第一の失敗でした。

さらしで襟に芯 また、どうも襟がふにゃふにゃしそう‥ということで、さらしを中に縫いこむことにしました。モデルにした手縫製浴衣の襟にさらしが入っていたので、真似してみたのです。
 これが、第二の失敗の元となりました。基本的に、本に書いてある通り忠実に、余計なこと一切せずにきたのに‥(後悔)。

襟裏折り込みアイロン 襟裏側を折り込みアイロンがけします。さらしがもこもこしてかけづらい。長い。


襟半分折りアイロン 襟の幅に折ってアイロンがけ。襟が形になってきます。さらしがもこもこしてかけづらい。長い。もうアイロンはいやだ(^^#


 ドキドキの噂の襟付け作業に入ります。
襟肩開き待ち針 襟開き口に待ち針を打つ。形が複雑、「ゆるみ」を持たせる、確かに大変です。さらしがもこもこして‥あーん、なんて余計なことしちゃったんだ!(T_T)>自分

襟つけ待ち針 長い襟全体に待ち針を打つ。波打つ。左右バランスが取れない。「なんちゃって共襟」がホーカイしてきた。涙涙。

 そしていよいよ襟付縫製です。袖なんかと比べ物にならないくらい難しい。立体的。ズレる。別の部分も縫い合わせてしまう(~▽~; さすがに‥何度もやり直す。糸を切ってほじくる。また待ち針を打つ。なんちゃって共襟がどんどん壊れる。襟の中でさらしがダマになる。頭に血が上ってきます。止めたくなる。でも、ここまできて止めるわけにもいきません。泥沼です。
 写真撮る余裕ありません。というより、ぐちゃぐちゃで絵になりません(^^;

 1週間くらいかけて、チクチクの〜んびりやれば、こんなことにはならなかったかなぁ(遠い目)。でも、袖作り〜裾処理まで、新幹線に乗ったようにびゅんびゅん快調に来てしまったので、「これなら今日中に終わる!」という妄想に火が点いてしまったのですよね。エレベーターの速さで階段を上ろうとしてたようなものだから、そりゃ無茶です(>_<;

襟肩開き縫製
 それでも、やっと縫製できました。襟がくっついています。(感慨)


襟裏縫製 襟裏を本体に縫い付ける作業です。激安浴衣を参考に、襟の外側ぎりぎりにミシンがけすることにしました。しかし、この選択が大失敗その3になってしまいます。
 縫い合わせて裏返してみたら、襟裏がミシン縫いのコースから外れてる!当たり前ですよね、上から縫ってて、しかも幅はぎりぎりなんだから。ただ上から余計なミシンの縫い目をつけただけになってしまいました。こちらも数度のリベンジ。

 昼食を挟んで、長い長い3時間でした。度重なるミシンがけ、ほどき、の繰り返しで、襟の布地がよれよれしてきました。私もよれよれしてきました(大泣)。
(つづく)
posted by eribow at 10:05| Comment(6) | TrackBack(0) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
た、大変だったのですね〜(T_T)
アイロンがけ、嫌になる気持ち、わかります!!「長いのよ、アンタ!」ってかんじですよね?(^^;)
ミシンかけては、ほどき、またミシンかけて・・・帯作りを思い出しました・・・ヽ(;´〜`)ノ私は5回くらいやったかなあ・・・(-_-)
文面からeribowさんの疲れが伝わってきました(;´∀`)
Posted by ひつじ at 2006年10月05日 11:01
うわー、やっぱりって言っちゃいけないけど、衿のとこで難儀しましたね。

着物つくりに関しては、
「ミシンで縫う方が手縫いより面倒になる箇所」ってのがいくつかあります。
はたまた「しつけかけておいた方が手戻りしにくい」って場所もね。
何度もやってると覚えるんですが、大抵、初回はこうやってドツボにはまります。

後ろ衿付けは、手縫いの方がずっと楽です。手縫いなら、しつけも待ち針もいらない。

「なんちゃって共衿」はしつけっていうか仮縫いしておいて、後で解きます。

衿に芯地入れるときは、一緒には縫わない。
表地だけで衿つけします。だから芯地は縫い代分を除く。

あとねー、こういう細いとこかけるのには、海外旅行用の小さいアイロンが便利です。
赤ん坊の衣類をかけるのに便利で買ったんですが、こういうときにも便利です。

また、浴衣地や麻の襦袢地なら、手で折り目が付けられます。私、アイロンなしで麻襦袢縫いました。

ご参考に。
Posted by 優妃讃良 at 2006年10月05日 14:50
お疲れ様ですぅ。。。

私もどんどん読んでるうちに・・・
私にもできる事があるか??と思うようになり(実は和裁なんてまるで駄目)サイズのあわない長襦袢を解体して直してみる!!っていう無謀なトライをしてみました。。。

1度目は\(^O^)/ヤッター 完成。と思ったら着てみるとあってなくて撃沈したりと・・・壁はありましたが私もなんとか今日完成しました (^ー^)

eribowさんのblogを読んでいなければきっと私も手を出すこともなかったような気がしますが・・・やればできるもんだと本当にそう思いました。
背中を押してくれたeribowさん♪ありがと!!
調子に乗って 反物も買ってしまったんですけど(襦袢用の安いものです)ちょっと今は力尽きたとこで・・・・。
一休みしてまたトライしてみます!!
Posted by 砂里 at 2006年10月05日 18:46
やはり同じことをしてますね(笑)

余計なミシン目・・・死ぬほど付けました(爆)

ミシンのスピードと縫う楽さが身にしみてるから、どうしても手縫いに移れなかったんですよね・・・。

次やるときはここだけでも手で頑張ってみようかなぁって感じです。
その前にうまくまちを打てるかが疑問なんですけどね(汗)
Posted by たいすけ at 2006年10月05日 19:17
うあー、面倒くさそう・・・。
イライラして泣いちゃいそうですわ。
でも、一度間違えると2度目は早いですよね。
次回作はもっと楽にできることでしょう。

久しぶりに、着物関連記事書きました〜。
Posted by bonbon at 2006年10月06日 01:30
皆様、暖かい励まし、労わり、アドバイス、ありがとうございます(__)

>ひつじさん
私、そもそも日常生活でアイロンかけたことなかったんですよね
(ワイシャツはだんなが自分でやる)
何でアイロンってあんなに時間がかかるんでしょ?‥下手?(震)

>優妃讃良さん
「襟付け」、覚悟はしていたんですけどね(-_-;
激安浴衣が襟もミシン縫製だったんです
「手縫いが入っていては大量生産不能よね、
やればミシンでできるはずよね」と信じて
(自分に言い聞かせて??)ばく進したんですが‥トホホ

なんちゃって共襟、襟芯、手アイロン、
たくさんの知恵、ありがとうございます!
小アイロン、物色してみようと思います(-_☆

>砂里さん
オオゥ〜、チャレンジなさいましたか!
私の暴挙は真似しない方がいいことだらけでしたけど、
きっかけになれたならそれは嬉しいです(^^;

私も「縫い物アレルギー(恐怖症)」が軽減されたので、
カーテンの丈直しとかやっちゃおうかな♪なんて勢いづいてます(笑)
襦袢作成、楽しみにしてます(よーし、私も?!)

>たいすけさん
>余計なミシン目・・・死ぬほど付けました(爆)
貴方のコメントは、なんて私を勇気づけてくれるのでしょう(爆)

>ミシンのスピードと縫う楽さが身にしみてるから、どうしても手縫いに移れなかったんですよね・
ああ、分かって下さいますね(;_;)
私の場合、ミシンすら「できない」という心の壁を越えるのが
やっとだったので、手縫いはまだ壁が厚かったのです
お互い、「次のステップ」へ進みましょうね♪
その方が楽みたいだし‥(涙)

>bonbonさん
これで確信しました、教えてくれる人がそばにいなくても、
経験も素質もなくても、着物は作れるって!
清水とき『やさしい和裁』があれば大丈夫(笑)
帰国の際は、反物と、和裁本や型紙、
海外では買いにくい和裁グッズ少々をお求めになって、
ぜひ、異国の空の下での着物作りにトライしてみて下さい!(^^)
Posted by eribow at 2006年10月06日 10:38
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