2006年10月23日

結婚式の着物

 eribowのパーティネタに連動、というわけでもないけど、実は私にも「何着ていこうかな〜」と目下楽しく悩んでいるパーティがある。それは、妹の結婚式

 式は2月。着物を着る気があまりなかった母を乗せ(だって母が着ないのに私が着物着るのもバランス悪いし〜へへへ)、一緒に着物で参加する運びに。でも、何着ようかな? 母は当然黒留袖だけど、姉は? 
 図書館で着物作法本を立ち読みしたら、姉は黒留袖、とある。しかし、そんなの見たことないぞ?! 結婚式ベテラン(友人が多いので、いったい何十回出席してることか)の妹も、姉が黒留袖はヘンだと主張。うーん。

 周囲(ネット含む)に意見を求めると、色留袖か訪問着、という意見が多い。今はそういう感じなのかな? でもここで問題が。黒留袖ならいくらでも借りる&お下がりもらうあてがあるんだけど、色留袖は持ってる人がいないかも。訪問着も、いいのが手に入るかどうか微妙。これは初の「着物購入」かな?! 

 誂える予算はないので、時間もあることだし、古着屋まわりしてみようかな〜と思っている。もしかしたら母の箪笥を発掘したら何か出てくるかも知れないけどね。

 ところで、ここで新たな疑問が。結婚式の親族の服装をリサーチしていたら「新郎新婦の母は黒留袖、父は洋装」が圧倒的。これってどうして?! バージンロード歩く都合上?! 
 そう思って気をつけていると、皇室の写真なんかでも「女性は和服、男性は洋服」パターンが多いことに気づく。なんだか不思議〜。

<eribowのコメント>
 頂き物の上等な訪問着?付け下げ?(どっちかわからなくなっちゃった汗)持ってるよ。貸そうか?薄紫の上品なのでmizも好きそうだよ〜。

 皇族男子の場合は、礼装コードが難しいからじゃない?たしか、私達の知っている男子和服は、第一礼装でも「臣下の衣服」だったはず。彼らが「礼装」したら平安時代になっちゃって、浮いてしまうからなのではないかなー。
 そしてああゆう目立つ人たちが和装を捨てたことによって、和装男子は大事な「モデル」を失ったのではないかなあ。だから父親の礼装和服が廃れた。推測なんだけど、ほんとのところはどうなんだろう?詳しい人が多そうだから、コメントに期待♪
 その理論で行くと、今度は女性の皇族の着物が生き残ったのが不思議だ。女性の場合は、衣服によって「身分を表す」度合いが男性より低かったからかなあ?


posted by mizuho at 22:06| Comment(8) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
新郎新婦の父の和装(礼装)といえば、紋付黒羽織に袴。うちの地域では、まだ、まれにこういう衣装のお父様いらっしゃいますよ。後、お仲人さんにもいたなぁ。地域差もあるかも?うちの祖父も、黒羽織一式持っていた。一度作ると一生物だそうです。形見に父のところにきましたが、小さくて着れなくて、たんすの中で寝ているはず。もっと、世の男性も着るといいのに。
お歯黒は、禁止したにもかかわらず、やめないので、皇族の方が、お手本にやめたところ、一般庶民もしなくなったと聞いたけど、和装はどうなんでしょう?お歯黒のこともあるし、やはり、皇族に見習ってなんですかねぇ?優妃讃良さんが詳しそう。優妃讃良さん、本当のところは、どうなんでしょう?(勝手に指名してしまいましたm(_ _)m)
Posted by コロコロ at 2006年10月24日 11:19
あ、指名されてる。

夫の実家でも、喪服衣装は「男は背広、年配女性は着物、若手は洋服喪服」と決まっています。
黒紋付を着ているのは見たことないですね。
皇族の場合は、着るものが決まっているので、公式の場では洋装です。結婚式も葬式もロングドレスです。男性の洋装はこれに倣ってのことなのだそうです。一方女性は、体型問題や仕立ててくれる場所が少ないために「洋装でなくとも良い」とされ、一般庶民女性の礼装としては着物が一般的となり、今もってその習慣は崩れていません。
また、一時期、「宮中伺候にあたっては、男性は洋装、女性は袿袴(けいこ)といって、十二単の簡略版が礼装として指定されました。
土足の場を行けるように、切袴に、袴と共生地のパンプスを履き、袿は独特の端折り方で裾上げしました。
「男性洋装、女性和装」はここ以来なのかも。

皇族の私的な場の方は着物よりも更に遡るお装束になります。婚姻の儀は私事なので、装束。
彼らにとって家神様である天照神への神事はもちろんお装束。実は月に何日もそういう日があるのだそうな。
天皇陛下は、仕事中は洋服姿ですが、私室で寛ぐときは、袴姿なのだそうです。
文字情報なので、どのような袴なのかはわからないですが、武家袴ではなく、装束の下にはく袴で、「差袴(さしこ)」という切袴があるのですが、これじゃないかと推測しています。
お公家さんは1日と15日は指貫で他の日はこの差袴だったそうなので、ありそうだなと、
史実に基づくなら、室内着は、正装の一番下に穿くような緋袴なんですが、今でも赤い袴はいてるのかなって思うと、差袴の方が個人的にはいいなと。(すでに勝手な妄想)
武家袴に比べて腰板がないので、すごーく楽。
裾の扱いを気にしなくて良いので、いっそ着流しよりずっと楽な位です。
女物の方も、装束の切袴は半幅帯なしで着られるので、普段着にはより向いてる。

プライベートな場面だから、余り出てこないんですよね。
Posted by 優妃讃良 at 2006年10月24日 12:15
え。。。(^^;)
私は兄の結婚式に黒留袖で出ました。着せられました、という方が正しいかも。
私には兄と弟がいるのですが、兄弟の中で私が一番先に結婚してまして、兄の結婚が決まった時、実家の母に(訪問着無いけど)何着よう?と聞いたら「何言ってんの、もう結婚してるんだから黒留に決まってるでしょ、(レンタルの)予約もしてあるから」と有無を言わさず(苦笑)
当時私は29歳、すでに二人の子の手を引いてたとはいえ、20代で黒留とはっ!とちょっと葛藤がありました。ちなみに弟はまだ独身ですが、めでたく結婚が決まったあかつきにはやっぱりまた、有無を言わさず黒留を着せられると思います。
そういえば思い出しましたが、うちの結婚式の集合写真がやけに黒っぽいのは親族女性はみんな黒留着てるからだったのですね。伯母叔母さま方も当然のように、黒留です。
兄の結婚写真では、当時3歳のわが娘のピンクのワンピースだけが彩りだったかも(!)
なので、自分自身の結婚式で夫の伯母さまが一人、色留で出席してくれたのはすごく新鮮でした(^^)
Posted by 百合 at 2006年10月25日 05:39
うわー、中身の濃いコメントが〜。コメントにしておくのがもったいないなあ。皆様ありがとうございます!

>コロコロさん
黒羽織一式、いいですねえ。うちの父も絶対和装の方が似合うはずなんです(断言!)。どうして廃れつつあるんでしょう。なんだか、一方だけが洋装ってバランス悪いと思うんですけど・・・

>優妃讃良さん
おお〜なるほど。
いきなり漫画ネタで恐縮ですが、大正時代あたりをモデルにした漫画では、「男性洋装、女性和装」ってすごく多いんです。文明開化政策で「仕事に出るオフィシャルな衣装としての洋服」がアピールされた影響があるのかな? と思っていましたが・・・
女性の和服の場合は伝統工芸的な「衣装」の世界がありますが、男性にはあまりないですよね。そういうのも影響していたりして?!

>百合さん
おおっ! 黒留袖着られたんですね。まさに「着物ルール本」の世界だ・・・やっぱりこういうのって地域差があるのかも知れませんね。でも考えてみると「結婚式は必ず黒留袖」っていうのは、とても合理的な感じもします。兄弟姉妹が多くて式も多い時代であればなおさら。一着あればすべてOK! だし、代々使いまわせるし。
最近あまり着なくなったのは身内の式そのものが減って合理性がなくなったせいもあるかも知れませんね。
それにしても親族一同黒留袖、ってすごく迫力ありそう・・・
Posted by mizuho at 2006年10月25日 22:30
ちゃんと結婚式するんだねぇ、と妙なところに感心。
相手方が格式とかにこだわらないんだったら、色留とか訪問着とかでもいいんじゃないか、という気がします。
Posted by Soya at 2006年10月26日 09:17
着物の礼装時のコードは「困ったら上を取る」というのがあります。
ウチも親族は黒留袖でした。「祖父の従妹」にあたる大叔母が色留袖、未婚の従妹が振袖でした。
黒留袖なら「おかしい」ってことはないです。
唯一黒留袖で通らないのは、宮中に伺候するとき。叙勲とかね。この場合は5つ紋の色留袖。

最近、黒留袖を着ないのは、昔と違って「婚姻時に誂えて貰っていない」からじゃないかな。私の母も誂えたのは、弟達が結婚するとき(歳が離れてたので、結婚後10年以上経過後)でした。私も黒留袖持ってないです。
でも、母が貸してくれるというので、最低は間に合いそう。

もっとも、子供の卒入学とかを考えるなら、好みの柄の訪問着を誂えておくと、後々使えます。
ハデハデしすぎない柄を選んでおくと、正月にも、「京都でオシャレしてお寺周り」や「気張って夕食」なんかにまで使えるので、利用回数は意外と多いのよ。
Posted by 優妃讃良 at 2006年10月26日 16:20
ご家族の結婚式ですと、縫い紋でもいいかた、ひとつは紋が欲しいとこですね。準礼装か略礼装−色無地か訪問着、あるいは江戸小紋(3役)の一つ紋があると便利ですね。訪問着のひとつ紋は着る場所が限られるとかよくいうけど、私は結構使います。
お茶席なら色無地が無難だけど、結婚式にはちとお洒落したいですもんね。

うちは古い家なので、親族の女性は皆黒留袖です。ところが、姪や甥が結婚するまでにはまだ数年かかりそうなので、出番少ないんですね。黒留袖大好きなのに。そこで、友人・知人・部下達の結婚式に一日仲人をさせろと強要してます(笑)。でも、昨今は、仲人なんてほとんどたてないんですよねえ。

Posted by 百福万福 at 2006年10月26日 22:35
わーい、コメントありがとうございます!

>Soya
ははは、私は結婚式やらなかったからねえ。今だったら和風結婚式ならやってもいいかも、って気分だけど当時は興味がなかったもんで。でも姉妹ともやらなかったら親不幸だよねやっぱり。
先方は全くこだわらない感じで、レストランウエディングに近いノリなので、黒留袖はやっぱり重過ぎる感じ。それに私、ビデオ係なんだよ。黒留袖着てビデオカメラまわしてるって、シュールかも・・・

>優妃讃良さん
そうですね、「婚姻時に誂えて貰っていない」というのはそうかも。母の世代までは誂えているんですよね。私は着物どころか、特別な支度何もなし、式すらしてないという・・・
手持ちは普段着ばっかりで「式」やパーティに使える「勝負着物(?!)」がないので、この際訪問着、かなり買う気になってます。誂えるとまで行かないかも、ですが。

>百福万福さん
なるほど、紋ね〜。今まで考えたことがなかった世界だ・・・そういえば自分の紋が何かもわからない! 親に聞けばいいのかしら。好きなの選んでつけてしまってもいいのかな?(何のための紋だか・・・)
江戸小紋、この前見てきたのでそれも惹かれますね〜でもまだちょっと着物に負けるかな。予算もないし(汗)。
 仲人、そういえば最近立てないですね。妹の結婚式にも立ててないです。黒留袖が好き、っていうのは達人ですね! 私はまだ気後れしてしまいます。
Posted by mizuho at 2006年10月28日 22:10
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