2007年02月14日

プロの着付け初体験

 妹の結婚式で、プロの着付けを初体験した。
 通常、初体験になりそうな成人式も卒業式も母のアバウトな着付けで出たので、「きちんと着付けてもらう」こと自体がほんとに初めて。新鮮だった。

 最初は、お金かかるし、自分でなんとかしようかなあと思っていた。が、新婦である妹が「着付けとヘアメイクはちゃんとやってもらって! 経費は出すから」と強力に主張するのでまあそういうなら、と。
 結果的にはやっぱりやってもらって正解。昨日書いたように髪型はやっぱり自力ではありえない華やかさだったし、メイクもやっぱり全く違った。っていうか、普段すっぴんなのでスキルなし、ファンデと口紅以外の化粧品って持ってないので、自力でやるのはそもそも無理があった(汗)。

 で、着付け。

補正1.jpg やっぱりキモは補正だなあ、としみじみ。写真だとわかりにくいけど、肩の下あたりに綿を追加している。ベースの補正は和装ブラと装道のファンデーション(ネットで2000円切ってるのをみつけて買った)でやっているのだが、さらに綿を足す。

補正綿.jpg この綿が、ただの綿ではなかった。ガーゼに綿が貼り付けてあって、じょきじょき切ってぴったりの大きさに合わせるというもの。綿がまるまったり偏ったりせず、すごく使いやすそう。

 ちなみに右は、あとではずして撮った写真。小さい方が胸の補正、大きい方が腰の補正に使われたもの。再利用しちゃお、とキープ。

補正続き.jpg で、その上からさらしをぐるぐる・・・ミイラ状態に。こんなにいろいろ足してるのに、できあがりがすっきりするのはほんとに不思議だなあ。とにかく、胸元はまるでトルソーのようになる。

さらし使い.jpg さらし使いにも技があった。襟の形に切り抜いてあるのをまず胸に当てて綿を固定し、その上から巻いていくのだ。なるほどね〜。


さらしの山jpg 結局使ったさらしはこんなにあった。これ全部巻いてたんだよ?! 胸もぐるぐる、ウエストもタオルの上に綿を入れてぐるぐる。
 はっきりいって暑かった。披露宴はともかく、混んでた二次会とカラオケは暑くてのぼせそうだった(だったら行くなよ、という話もある)。

 着付けも帯結びも2人がかり。これって実はポイントのような。一人できれいに着付けるのって大変だけど、前後で同時にチェックしながらってとても効率的。イベントのときは、複数で着付けしあうのっていいかも。
 ヘアサロン着付け、成人式なんかは客が集中するので、着付け部屋は戦場らしい。成人式でスキルアップした後だったからか、着付けの時間は思ったより短かった。30分かからなかったかな。

 自分で着るときに比べ、使う紐の数が多かった。おはしょりをいい位置に持ってくるのに1本、伊達締めする前に1本・・・実は私は、腰ひもの替わりにゴムベルト、クリップ付き伊達締めなので紐は使わないのだ。ゴムベルトは楽だけど、崩れないのは紐だという。そんなものかな。

 補正しまくった結果、できあがりはやっぱりきれいだけど、自分で着付けるのに比べ、やっぱり苦しい感じはあった。長丁場になるのがわかっていたので、「そこはゆるめて」「あ、まだきつい」といろいろ注文をつけ、とりあえず息苦しさはないようにしてもらったけど、着付けそのものが初体験だったらもっと苦しくなっていたかも。

 プロ着付け、きれいで学ぶところが多いんだけど、これが着物初体験だと「苦しい〜もう着るの嫌」になってしまうパターンも多いんじゃないかなあ、とちょっと心配になった。
 それにこれ、自力でやるのは大変だしねえ。私が着物で出かけていると「えーっ、着物着られるの?」と驚く人がいるんだけど、それって、こういう着付けをイメージしているのかも。

 ちなみに、母は式場のホテルで着付けをしてもらったのだが、さらし補正はしなかったらしい。多分、人によってノウハウがあるんだろうなあ。
posted by mizuho at 23:00| Comment(8) | TrackBack(0) | 着付・髪型・化粧 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
下の全身写真を見て、かなりの補正と予想したけど、こんなに詰め物して、さらしでグルグル巻きとは、ビックリ〜(@@; さぞかし暑くて苦しかったでしょうね。
でも、普段から着ていたから、加減がわかって、ギューギューに締め付けられなくて、良かったですね♪

実は、先月の終わりの日舞のお稽古で、初めて着付けを体験。 裾の長ーい振袖+だらりの幅広帯を着付けられる時、バスタオルぐるぐる巻き+胸も補正。 それで、踊ったら、暑い、重い、動きが大変、って実感しました。
やっぱり、普段着のように、補正なし、ゴムベルトで、ゆるゆる着るのが、楽だわね〜

あっ、でも、髪は、やっぱり、プロかな〜
Posted by ぶり at 2007年02月14日 23:46
肩の下にも補正するんですね〜(°Д°)!
想像してたより、すごい量のさらし!
う〜ん、プロの着付けってすごいなあ・・・(^^;)
確かに、着物着た事がないと、息苦しくなりそうです・・・(>_<)
Posted by ひつじ at 2007年02月15日 09:20
一度、先生といっしょに成人式の着付けをしたことがあります。(といっても先生は見てるだけ〜)
ここまで補正はしなかったなぁ。
美容院や、着付け教室によってやり方はいろいろなんだろうね。
面白〜い。
私は出っ尻さんなので、ヒップパッドは欠かせません。(って前にも書いたか)



Posted by Soya at 2007年02月15日 09:27
すごーい、こんなに補正してくれるのね〜

私も入学式や結婚式では人の目が気になるので、何度か、プロにお願いしているけれど自前のタオルや綿だけだったよ。

このガーゼに綿が張り付けてあるのとか、さらしは、プロがあらかじめ持っていて、現場で調整してくれたの?
これからも使えるから便利そう。

確かに、このさらしぐるぐる!がないと着付けできないと思っちゃうと大変なイメージですねえ。
Posted by いのいの at 2007年02月15日 10:46
貴重な体験でしたね。
ここまでマメな補正方法は、かなり本格的な「体型補正」です。
花嫁衣裳の場合は、昔から「綿のせ補正」はあったそうです。
「和装ブラ」の中には、こういう風に綿を入れられるポケットが沢山ついているタイプもあります。そういうの使うと、一度、自分の補正ポイントを作ってしまえば、後は着用するだけなので、便利だんだって。

mizuhoさんは、肩に肉がない口のようですね。
ヤセやいかり肩の人はここに綿を乗せて、肩から胸への線がなだらかになるようにと、肩線が少しでもなで肩になるように補正をかけます。
いかり肩だと、衿合わせが浅くなりがちで、絵に描いたような襟あわせにならないんです。

私の場合は、「厚手の新品バスタオル2枚」だったので、なんと、「背中を丸める」ことができませんでした。背中ピンとしたまま、お人形のように座っていました。

この格好で二次会だのカラオケだのはきついかも。
やっぱり、洋服でも着物でも「着るものに相応しい体型補正をして着用する」って、大変ね。
Posted by 優妃讃良 at 2007年02月15日 11:38
えっと…喜べきか哀しむべきかは分かりませんが、私はプロに着付けてもらった時も腰にほんのちょびっと綿を入れられただけでした…綿が大量に用意されていたにも拘らずです。(T_T)

結婚式や成人式の着付けは、普段以上にきつく締めると聞いています。短時間着用とみて、着心地よりも見た目重視(絶対に着崩れないように)の為だとか。

なので、プロに着付けてもらう時も、我慢しないで苦しいとか痛いとか伝えた方が良いですよね。でもそれも普段に着ていないと、どこが辛いかさえ分からないでしょうけど。
Posted by つむパン at 2007年02月15日 14:47
お久しぶりです。
私も11日に結婚式があり
胸回りのしわをいかに克服するかが課題だったのですごくタイムリーな話題です!!!
知恵袋で質問してみると
はと胸になるように補整するのが良いそうです!
それでタオルVの字に当てたり綿とカーゼを買ってきたり。。。まあ、まずまずの着姿完成。
でもプロの着付けは全然違いますね。
ぴっちりきれい!
でもあれだけのあんこが入ってるのですね^^;
すごく具体的でためになったし面白かったです!
またおじゃましま〜す。

Posted by より at 2007年02月15日 16:50
皆様こんばんは、コメントありがとうございます!

>ぶりさん
苦しく、はそうでもなかったのですが、暑かったです〜。脱ぐわけにもいかないし。上に道行き持っていったのですが、不要でした。でも2月にこの暖かさは変ですけどね。

>ひつじさん
「肩の下」は私もやったことなかったです。でも考えてみたら、私の体型の問題もあるかも。胸回り、すごく肉がないので(泣)

>Soya
うーん、人によって必需品は違いそうだよね。私の場合は、上半身と下半身のボリュームが違いすぎるから上半身の補正がこんなになったのかも・・・

>いのいのさん
ガーゼもさらしも、ヘアサロンで用意してくれました。私が持っていったのはタオルだけ。なので、今後再利用しようとしっかりキープしました。子どもの卒業式には自分でやってみようかなと。できるかな〜。

>優妃讃良さん
そうなんです、肩に肉、全然ないです。どういうわけか、肉は下半身に集中しておりまして(汗)。なで肩なんですけどね。自分で着るとやっぱり襟元はゆるゆるしてしまいます。バスタオル2枚っていうのもすごいですね!

>つむパンさん
いやいや、それはきっと体型のバランスがいいんですよ。喜ぶべきことです!
着心地よりも見た目重視、というのはそうですね。あまり着心地聞いてくれなかったし。普段の着物と全然違うものみたいでした。

>よりさん
ご自分で補正されたのですね! それはすごい。
参考になったようで嬉しいです。
Posted by mizuho at 2007年02月17日 00:27
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