「主婦の友」90年の知恵、というサブタイトル通り、大正・昭和・平成と続く「主婦の友」に掲載された着物関係の記事をピックアップしてまとめたもの。eribowがこの前から話題にしている「着物はどうして普段着でなくなったか」のヒントも山ほどある。
今読んでも新鮮な便利グッズの提案が大正時代の記事にあったりしてびっくり。ああ、ほんとに知らないことが多いなあ。戦前・戦後でかなりの変化があったことは想像がついていたけど、実例として写真が出てくるとやっぱり新鮮な驚きがある。「昭和のキモノ」を読んだときもそうだったけど。
浴衣についての記事で面白かったのは、戦前は名古屋帯に帯締め・帯揚げがスタンダード、戦後半幅帯になったということと、浴衣は何度も洗うので、一夏で着つぶしていたということ。一夏ごとに新調して、秋になったら寝間着になり、そのうち雑巾やおしめになっていたのかな?
昨年の夏、家でずっと浴衣を着て数日おきに洗っていたら、やっぱりよれよれで外には出られない感じになってしまったので、そのへんはなんだかよくわかる。昨年の浴衣、寝間着用に加工しようと思って、そのままほってあったりするが・・・


ほんと、浴衣は着つぶして、寝間着からおしめになっていたのでしょうね。
戦後もずっと着物を着続けていた祖母がいたオット実家には、
押入の中に、今となっては”アンティーク着物だったもの”が入ってます。
銘仙の鮮やかな半纏、かわいい花柄の夜着(布団なんだけど袖がついてるやつ)?などなど。
庶民の家では、着物も最後まで大事に大事にしていたのよね〜
浴衣に名古屋帯&帯揚+帯締スタイル、私は大好きです!
昔の知恵関連でいえばサップコートを今回買った会社のカタログに「うでぬき」と「胴衣」が載ってて一瞬あるといい?と考えてしまいました。寺社用品のカタログだったのでお坊さんが夏の儀式のキモノ対策に使うもののようで、「汗によってべたつくのを防ぎます。」とあり。
お祭りとか縁日に着ていくのは、そういった新調した浴衣で、洗うまで。洗ったら、もうお祭りには着ていきません。
普段着用のは、昨年新調分のを糊つけたもの。
コーマの生地は3年目になるとかなり柔らかくなります。ここで寝巻きに転用。
ウチだと、寝巻きへの縫い変えはせずにそのまま寝ちゃうってだけです。
これで更に柔らかくなって、あっちこっちが薄くなってくると、使えるとこと切ってオシメとかに。仕立て下ろしのときの生地と同じとは思えないやわらかくて吸湿性に富んだ生地になっています。
ウチのお姫さんが生まれたときに、布オムツを縫うを言ったら、私が使ったという浴衣地のオシメを見本に母がくれました。その浴衣は母が高校の家庭科の授業で縫った浴衣だったとか。
サラシのは捨てちゃったけど、浴衣地のは残しておいたんだそうです。
でも、昨今のスーパーで売ってる浴衣はコーマ地じゃないのがほとんどで、洗っても、風合いが変わらないですね。
大量に頂きました。中にはたいして使われていないのもあったりして作務衣やブラウス、巾着などを作って楽しみました。使いきれないほどあるのでぞうり作りに挑戦しようと思います。
私もこの本持ってます。一度さらっと目を通してあまり見ない着物本もありますが、
この本は何度でも繰り返し読んでいます。
瀬戸内寂聴さんが反物から誂えたりするほど紬好きだったり、
大女優さんの初々しい気姿を見たり、発見することが多いんです。
先日のオフ会ではありがとうございました。
eribowさんのブログを見ていなければ
こうやって着物好きの方と出会えなかったわけですし、感謝しています。
最近ブログを作り始めました。
オフ会の写真をブログに載せましたので、(顔は伏せさせていただきました。)
お手すきの折にでも遊びに来てくださいね。
ちょっと旅に出ておりまして(報告は改めて書きますが)、お返事遅くなりすみません。
>あねやんさん
本はお貸ししますよ〜。
そう、一枚の着物を大事に大事にしていた時代、体験していないのに心惹かれます。私が着物に目覚めたときには祖父母がもう亡くなっていて残念。遺品も整理されてしまったあとで。
>carmenさん
私も浴衣のおしめの記憶、かすかにあります。でも、私が子ども生んだときにはもうなかったけど。
寺社用品のカタログって面白そうですね!
>優妃讃良さん
おおっ、生き証人が・・・
お祭りには下ろしたてしか着ないんですか?! それはびっくり。
でも、普段着におろしてからは3年くらい着るんですね。「お出かけ着」と明確に区別があったってことなんですね。
確かに、最近のぺらぺら浴衣はいいオシメになる気がしませんね。洗い倒したらどうなるのかまだやってませんが・・・ひざはすぐ抜けるらしいんですけど。
>legoママさん
ひょえー、それは貴重な「もらいもの」ですねー。着物はそのまま着られなくても「布」として活用できるのがいいですよね。
>かなさん
eribowとはオフで会っているんですね。ややこしくてすみませんが、このブログは2人で書いています。eribowへのコメントはできればeribowのサインのある記事にいただけるとありがたいです(もちろん相手の書いた記事のコメントも見てますけどね)。
ブログ拝見しました。今後ともよろしくお願いします!
「お祭りはよそゆき」って考えるとわかり易いでしょうか。
ちなみに、今みたいに、しょっちゅう洗うわけではないのですし、まして新品は、その夏一杯洗濯しません。
浴衣に限らず、ウールの単も、最初はよそゆきにしていて、買い物着、家事着・部屋着と格下げされました。
コーマ地は洗いをかさねると、やわらかくふわふわしてくるんですが、今のぺなぺな浴衣は「へたった」だけっって感じですね。3年位、毎週洗ったぺなぺな浴衣は、薄くなっただけで、ふわふわにはなりませんでした。
あのふわふわ感がオシメに最上な地質なんでしょうね。
「膝が抜ける」のはよく着る着物では普通に見られる現象で、昔の人なら「繰り返し」という「前身頃と後ろ身頃を逆にして縫う」という手法で縫い直すんですが、ミシン仕立の浴衣でそれやるのって面倒ですよね。(「繰り返し」の話は、最新号の「美しいキモノ」に掲載されています)
お返事いただきありがとうございます!
「やわらかくふわふわ」になったお下がりの木綿着物や浴衣、部屋着にしてますが気分いいです。ネットで安く買ったのは洗ったらましになるかと思ったけどやっぱりダメなんですね。
「繰り返し」ひとつとっても、昔と今とでは布への愛着が全然違いますね。ミシンでなくても私にはできないかも・・・