2007年06月06日

八丈島オフ報告・2日目

 八丈島ツアーオフ報告、2日目。この日はぶりさんご夫妻の車にeribowと2人でコバンザメさせていただくことに。

八丈島の朝.jpg 天気予報はくもりだったけど、昨日に引き続き快晴!
 宿の庭に出るといつもいい香りがする。一番香りが強いのが写真手前にうつっている「ハチジョウイボタ」(ガイドブックで調べた限りそうだと思う)。キンモクセイの仲間かな、と思っていたらやっぱりモクセイ科。夜に庭に出たときは、この花の香りに酔ってしまった。

百合.jpg そして至る所に大きな百合。花屋で買ったら高そう〜な立派な百合が雑草のようにあちこちに生えている。この花の香りにもうっとり。他にも花がたくさんあって、八丈島全体が、花の香りにつつまれている気がする。植物ネタ、また改めて書こうかな。


ダン之助夫妻.jpg そして今日も作務衣姿でバイクにまたがるダン之助さんとたまこさん。かっこいいっ! バイク運転できるのっていいなあ。



 朝食後、さっそくドライブ開始。見学施設はまだ開いていないので、八丈富士をぐるっとドライブ。こういうのはバスではできないんだよね・・・ぶりさんご夫妻に感謝!

ドライブ途中.jpg この日は私もeribowも木綿着物を長襦袢なしの「浴衣仕様」で着てまわる。亜熱帯だから暑いかな、と思っていたのだけど、山のドライブはむしろ寒いくらいだった。天気も曇ったりざっと降ったり、ころころ変わる。でも、建物に出入りするタイミングがよくてあまり降られずにまわれた。


牧場にて.jpg
 途中で牧場に寄る。昨日から魚づくしの食事に飽きてきた一行は「肉!肉!」と過剰反応。乳牛みたいだけどね(笑)。
 eribowと2人で牛乳試飲。加熱しすぎてないおいしい牛乳だった。


牧場展望台から.jpg 牧場にある展望台から。広々してて気分がいい。山も海も同時に楽しめるのが島のいいところだよね。






 このへんで施設開館時間になったので、八丈島歴史民俗資料館へ。外観がすごくしょぼく見えたけど、展示は充実していた。

黄八丈展示.jpg もちろんここにも黄八丈資料。
 写真は江戸時代の柄見本、永鑑帳。幕府に納める黄八丈は、細かく柄をオーダーされていて、正確に織れていないと検査でひっかかったという。それで織りの技術が向上したというけど、大変な思いをして織っていたんだなあ・・・


養蚕の展示.jpg
 養蚕の展示もあった。黄八丈が生まれる前、白生地を生産していた歴史も古いようだ。製糸の道具もたくさんあった。今は糸は他から運んでいるようで、島で養蚕はみかけなかった。

植物公園.jpg 次に八丈植物公園へ。ここも広々。島全体が植物公園みたいなものだけど・・・



花の下で.jpg
 でっかいハイビスカスをはじめ、南国の花が咲き乱れる温室もあった。花の下でeribowと写真を撮りあう。植物が面白いので、今年5月に出たばかりだという「八丈島の植物ガイドブック」購入。

黄八丈の展示.jpg そして、ここにも黄八丈の展示があった。古い生地見本。年月で色あせているとはいえ、やっぱり魅力的だ。





 ここで、食事していったん宿に戻る。
 eribowと寝っ転がって(カルタ結びは便利!)ごろごろしていたら、いつの間にか宿の玄関でお茶会が始まっていた!

玄関でお茶.jpg
 ぶりさんとダン之助さんがお茶道具持参(お湯をわかす道具まで!)していて、実は野点を目論んでいたらしい。外で適当な場所がなかったので、宿の玄関でお手前が始まったというわけだ。私とeribowもしっかりご馳走になる。美味しかった! 
 でも、これって結構怪しい団体・・・他のお客さんいなかったからいいけど(?)。

やました.jpg 宿の話を書いていなかったけど、ダン之助さんが押さえてくださった「やましたのお宿」に泊まった。向かいは土産物屋で、ここで機織り体験ができる。
 もちろん、ここの機織り体験はメインイベントのひとつだ。前日に覗いたときは誰もいなかったので油断していたのだけど、いざ体験! とお茶会後に出かけてみたら4台の機が満席状態。飛行機の時間を気にしながら織ることになった。

機織り体験1.jpg これが最後のイベントなので、もう荷造りも終え、帰る体制(半襟付き)に。袂が邪魔になるだろうと踏んで、ちゃんとたすき(腰ひも)も準備してきた。
 機織り体験は2500円で、コースターひとつつくる。所要時間はだいたい1時間。はたでみていると簡単そうなのだが、やってみると案外難しい。片手で糸を軽くひいてキープ、もう片手で手前に機をうつ、足で糸を組み替える、またうつ、糸を通す、の繰り返しなのだが、ついつい糸をキープする手が留守になってしまうのだ。

機織り体験2.jpg
 けど、とても面白い! 糸の色を変えてデザインしていくのも楽しくてはまりそう。4日間工房にこもって帯を織り上げて帰った観光客がいたそうだけど、それやってみたいなあ。

 着物で織るのは絵になるねえ、と店のご主人に褒められた。えへへ。
 だんだん手慣れてきて、まあまあそれなりの作品(?)ができた。すぐに機からはずせないので、後日送ってもらうシステム。楽しみだなあ。


染めた糸(黄).jpg 染めの工房は2つしかない、と聞いていたのだが、ここでも染めをやっているというので染めた糸を見せてもらった。
 黄八丈の黄色! 写真うまく撮れなかったけど、媒染前のも見せてもらった。コブナグサで染めただけではまだぼんやりした黄色だが、灰汁で媒染すると黄金色に発色する。ああ、その現場をみたい! 

樺色.jpg 樺色もあった。この色好きなんだよね。これで黒が揃うと黄八丈の三色。黒の染めは有名な沼ツケ(沼の泥につける)で媒染するのだけど、これがなかなか難しいよう。色は美しいが糸が弱くなるとも聞いた。


 なんだかとっても濃い旅だった。忘れないうちに、と旅の流れを超特急で書き飛ばしたので、あとで補足するかも。eribowが「もっと!着物遊び」で詳細レポ書いているので、興味のある方はそちらを参照してね。
posted by mizuho at 23:59| Comment(9) | TrackBack(0) | 着物でオフ会 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
自分で帯をつくるって素敵ですね!一度トライしてみたいな。
Posted by carmen at 2007年06月07日 03:37
そう、miz様、八丈島では染めと織りの世界にずーっと嵌まり込んでいるように見えたけど、やはり、そうだった♪ この分だと、八丈再訪の他に、全国へ飛んじゃう?
温室の中ではブーゲンビリアのお花が咲いていたけれど、庭先のは、まだ蕾すらなかったから、八丈島の気温は、伊豆半島南部と同じぐらいなのかもと思って見てたのよ。
Posted by ぶり at 2007年06月07日 07:05
キンモクセイ好きなんです(*^_^*)
「ハチジョウイボタ」、いい香りだったんでしょうね〜♪
それにしても、八丈島の景色って色鮮やかですね〜(°Д°)
海がとてもきれいでびっくりしました!ハイビスカスも!
機織り体験うらやましい!機織り姿が、すてきです〜(^o^)
でも機織りって、けっこう難しいんですね(^_^;)
どんなコースターができたのかしら♪
Posted by ひつじ at 2007年06月07日 09:20
皆さんこんばんは! コメントありがとうございます。

>carmenさん
やっぱり?! 憧れですよね! ちなみに、この「4日かけて帯織った方」八丈島に移住するらしいです・・・

>ぶりさん
はい、嵌り込んでます。昨年の藍染めあたりからすでに下地はあったかも・・・この目で見たいものがありすぎて困ってます。
それにしても、ぶりさんの興味と知識の幅の広さにはいつもびっくりです。

>ひつじさん
私もキンモクセイ好きです! ハチジョウイボタは白いキンモクセイという感じで気に入りました。宿の方は花の名前知らなくて、枝が伸びすぎるから切ってしまおうかと思ってたんですって。思わずeribowと2人でとめちゃいました(笑)
機織り面白いです。コースター、届いたらアップしますね。たいしたできではないんですけど。
Posted by mizuho at 2007年06月07日 21:21
この前秩父銘仙館で機織りを体験してはまりました。染めの時は是非参加したいので、早めに判れば〜。みっちり詰まったスケジュールだからこそ、色々廻れたかもね。気候も良い時期で、うらやましい!!金額的な事なども、今度アップしてください。ステキなルポでした。
Posted by erineko at 2007年06月08日 09:03
八丈と言ったら黄八丈ですよね?
織りの体験に行ってきたんですか?
お茶をしたり、染めの工場に行ったり
楽しいところが沢山あったのですね?

昨日は結城まで浴衣の草木染めの体験に行き
ましたが、本当に染め物って不思議ですよね?
桜の木や栗の木など、細かいチップ状にして
ぐつぐつ煮出すと綺麗な色に染め上がって・・・。
こちらの染めの工程は木をベースにした草木染め
だったのですか?
そのあと泥ツケ工程なのかしら?
染め物って奥が深いですよね!
Posted by LUNA at 2007年06月08日 10:59
erinekoさん、LUNAさんこんばんは!
コメントありがとうございます。

>erinekoさん
機織り体験、結構やってるところ多いみたいですね。秩父も行ってみたいなあ。
気候はばっちりでした。真夏はきついかも、です。海のレジャー系の観光客も増えるみたいだし。
金額的なことはeribowが「もっと!」の方で書いてますが、飛行機が往復で23,400円(早割でもあまり変わらず)、宿が二食付きで1万円弱でした。あとは、バスと温泉が2日間フリーで1000円、機織り体験2500円、が主なところですね。工房見学は無料です。

>LUNAさん
浴衣の草木染めの体験記読ませていただき、さっそく申し込みにいったらもう今年は満員御礼でした。残念! 人気なんですね。
黄八丈の染めは黄色がコブナグサという草、黒と樺は木の皮です。媒染も色によって違うんですよね。このブログにリンクしている「ダン之助の週末和服」に詳しい説明がありますのでご参考にどうぞ。
Posted by mizuho at 2007年06月08日 22:48
機織り体験羨ましいですぅ〜。
私もやってみたいと思っていますが、今行っている着付教室は工房もお持ちで、ちょっとした機織り体験出来る織機が何台か教室にあるそうなので、そのうちやらしてくれるそうで、楽しみにしています!
でも、実際の工房に行って体験出来るっていいですね。
私も行ってみたくなりました(笑)
Posted by ちょー at 2007年06月09日 00:21
ちょーさんこんばんは。
着付け教室に工房ってすごいですね! そういえば織機、販売もしてました。20万円ちょっとくらいだったか・・・値段そのものより置き場がなくって買えませんが。教室にあるなんていいなあ。帯つくれたりして!
Posted by mizuho at 2007年06月09日 00:35
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