2007年06月12日

着物ライフ「第二歩」の単衣

 着物歴3年目に突入の私ですが、当初は単衣(ひとえ)を一枚も持っていませんでした。浴衣が2枚母からのお譲りの袷が3枚、まずはここからスタートです。
 というか、私、単衣という存在を知りませんでした。男性のスーツのように、見かけは同じようでも、季節によって生地が違うことは、漠然と想定はしていたと思いますが、単衣のような「中間物」は知らなければなかなか想像の範囲には存在しません。

 「週一着物」を決意したのが3月だったので、ほどなく、このままだと「暑くなって着られない」ことが分かってきました。かといって、浴衣を着るには早すぎる。「着物が着られるようになろう」と張り切っていた私には、1,2ヶ月の空白期間も耐えられないことに思われました。
 そこで、ドキドキの初単衣購入に踏み切ったのです。ドキドキの理由は、着物選びの勘所が全く分からず「後で後悔しないようなものをちゃんと選べるんだろうか?」という心配半分、「お金かけない(かけられない?)」私にとって5,000円以上の衣服を購入することへの抵抗半分。ああ、それでも勇気を出せたのは、「かないや」という、店員さんが親切で押し付けがましくなく、高くないことも分かっているお店が身近にあったからこそ!
 初めて買った白い紬の単衣8,000円。激安度を高めた現在、だいぶ高く感じますが、結城風の軽くてよさげなモノを、多少傷物ということでお買い得に買って、初心者にしては大成功でした。
 その後、知人から茶の紬お譲り、叔母からお嬢さん花柄小紋お譲り、世田谷ボロ市で白のサマーウールと紫の縞お召しゲット、と、増やすつもりも特になかったのに順調に増え続け、木綿着物も3枚になり、単衣シーズンに着られるものが一杯になりました(感涙)。

 「ごっそり一式」お譲りされるパターンなら単衣も最初からありそうだけど、誰もがそうではない。手持ち、浴衣とお譲り袷からスタートする人は多いんじゃなかろうか。あるいは最初に購入するのは袷。そこらへんがきっと着物ライフ「はじめの一歩」だよね。それに対して単衣は「第二歩」だと思うのです。
 今では短い単衣シーズンに、週一では着きれないほどの数を所有するまでになりましたが、「単衣」がないから着られないという焦りや悲しみ、「単衣」を手に入れて自由度が広がり「着物ツウに一歩近づいた」誇らしさは、まだまだ生き生きと思い起こすことができます。
 単衣のシーズンが来て、単衣を身にまとうと、「あたし、単衣持ってるんだぁ〜♪」と覚えたての単語を心の中で反芻した時の「ワンランク上がった」快感(笑)を思い出します。懐かしいナ〜

<mizuhoのコメント>
 へえ〜そうだったんだ。私の場合は最初にもらったのが木綿の単衣とウールの単衣だったので、逆に「袷」を認識してなかったよ。まさに浴衣の延長。季節の違いは素材の違いだけかと思ってた。
 どっちにしても、区別ついてなかったのは同じ。最初って、どれをどの季節に着ればいいのかよくわからないんだよね。とりあえず着てみて暑いかどうかで判断してみたり(笑)。
 本を見れば名称は書いてあるけど、今目の前の着物がどれに該当するのかよくわからなかったりするんだよね。
ラベル:着物 単衣
posted by eribow at 23:23| Comment(7) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
単衣はリサイクル店でも良い状態の物が少ないそうです。やはり汗などの染みの問題や、着る期間が袷に比べて短いので、量も少ないからだとか。

私も去年までは、絣の木綿や浴衣でも着物風に着られる物だけを着ていたのですが、本気で単衣が欲しくなり、この春以降、単衣ばかり集めています。(でももう何とかそれなりに揃いましたよ)

後はお手入れしっかり覚えなきゃね!来月月島での染み抜き講座に行ってきま〜す♪
Posted by つむパン at 2007年06月13日 22:59
確かに第二歩!私も普段キモノを初めた夏、相当悩みました。ちょうどきものサロンの夏号がはじめて出た時で、それしかバイブルのない私は、小物が全部夏物を新たにそろえねばならないようだと知り、どんな夏用の長襦袢を買うか、帯をどうするかで相当悩みました。そのうち単衣銘仙がたいがいのところで未着用品でもたいてい2000円で入手できるとわかり垣根が大分降りました。
たしかに状態のいい単衣はあんまりないですね。(銘仙は別)ただ、普段着なら汗対策に山ほど汗取りを着込まずに着たいので、帯の中になりそうなところに汗染みのあるキモノぐらいのほうが気軽。そんなのは処分品=激安で買えるし、単衣なら自分で洗えるからある程度の清潔に着られます。
長襦袢等小物が揃えば趣味のいい浴衣をキモノ扱いにできる(リサイクル浴衣はどんなのでも安い!)のがわかり、こちらはさらにメンテが楽!夏キモノが楽しくなりました(^-^)v
Posted by carmen at 2007年06月14日 02:54
私は、昨年の夏からやっと自分で着る事になれてきて、だから何故か最初にリサイクルでも夏の絽のポリ着物を買ってるんですね。そして着物の先生に季節先取りの教えやら、帯は先に夏にしてもいいだとか、六月は半襟も絽に変えるとか、衣替えで九月半ばまでは着物も夏物とか長襦袢は正絹の方が夏も涼しいとか、(絽ですが)帯揚げ帯〆も夏物があり、草履にも畳の物やらある事をしりました。お婆さんの着物は直しに出して秋まで待つという事でその着物に合わせた小物から揃えてました。夏着物は涼しげでとてもステキなものが多いので知らずに増えてます。暑がりの私は一年中単衣でもいいとさえ、思います。女優さんはライトで暑いし単衣の方が多いらしいですね。
Posted by erineko at 2007年06月14日 18:36
>つむパンさん
軽い薄い絹物の単衣の心地よさは、病み付きになるものがありますよね!
しみ抜き講座か〜最近「しみがついてもいい着物」に流れがちな私ですA(^^;

>carmenさん
話には聞いていましたが、やはり単衣は洗えるみたいですね
(モノによるとも聞いていますが)
「週一着物」を決意した年には、夏物小物セットも麻の長襦袢も
張り切って買い漁りましたよ!(勿論お金かけずに)
単衣が揃って、本当に着る期間が長くなりました♪

>erinekoさん
涼しげな夏着物、似合いそうです♪
でも、暑がりなんですね?(^^;

単衣&夏物の小物やらコーデやらのルールが分かるまでは頭ぐるぐるでしたが、
「ルール」なので、センスで勝負しなくてはならない洋服よりも
ずっと楽だという印象を受けました(笑)
Posted by eribow at 2007年06月14日 22:21
>mizuho
木綿&ウールからスタートする人は少数派だと思います(^^;
さすが呉服屋の(=普段着物の世界が残りやすかった家庭の)末裔ですね?!

>とりあえず着てみて暑いかどうかで判断してみたり(笑)。
私も単衣と袷の違いが分かり始めた頃、義母から頂いたウールを
「これは単衣だからちょうど今のシーズンね♪」と9月に着たら激暑!
思わず「ちがーーう!!!」と叫んで脱いでしまいましたよA(^^;
ウール単衣=絹袷 だということが分かるのはその後のことです‥
Posted by eribow at 2007年06月14日 22:28
私も単衣着物は1枚しかもっていません。
でも、サマーウールは単衣に相当するんじゃ〜ないかな〜などと思っています。
浴衣はまだ外に着て行くには早いけれど、私はおうち浴衣でくつろいでいます。
それって、洋服で言えば「おうちでパジャマ?」
かな?(笑)
ちと質の良い浴衣は木綿の着物として単衣感覚で着られますしね。
それにしても、単衣の季節をすっ飛ばす様な暑さが続きます。
Posted by 青め猫 at 2007年06月18日 00:59
>青め猫さん
サマーウール=単衣 でいいと思いますよ!

>それにしても、単衣の季節をすっ飛ばす様な暑さが続きます。
ほんとですよね(-_-;
Posted by eribow at 2007年06月18日 05:50
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