2007年08月23日

形見分けの着物

 soyaのお連れ合いから、着物を貰ってもらえないか、という申し出があり、いただいてきた。四十九日前ではあるが、形見分けということでいいのかな。お下がりで成り立っている私の「着物遊び」であるが、こういう形で着物を譲られるのは初めてだ。

soyaの着物1.jpg 礼服関係は実家で引き取った後らしく、普段着が2枚残されていたので、eribowとワンセットづつ、と半幅帯と着物を2組いただいてきた。これは多分ウール。soyaがウールを買ったという話は聞いたことがないので、実家から受け継いで着ていたものかもしれない。




soyaの着物2.jpg これは見覚えのある着物。おそらく、soyaが自分の給料で買った最初の着物だと思われる。着付けを習い始めた頃に、練習用に先生に見立ててもらった、みたいな話をしていた記憶があるので、ポリだと思うがよくわからない。
 soyaはこういうはっきりした柄がよく似合うのだ。

soyaとの写真.jpg
 soyaと着物姿で撮った、今となっては貴重なツーショット。写真の日付は10年以上前だ。
 soyaが就職で鹿児島に戻って3年目くらい。うちに泊まりがけで遊びに来るとき、着付けを習い始めたので練習台にさせて、みたいなことを言われた。で、実家から振袖を借りてきて着せてもらったのだ。このときsoyaが自分で持ってきたのがこの着物だった。

 当時soyaが着付けの講師の資格をとろうとしている、というのは意外だった。このブログでは手作り足袋の話ばかり書いているので、手仕事が好きな和風女性のイメージがあるかも知れないが、soyaはもともと、理系でさばさばしていて女友達より男友達が多いキャラなのだ。裏表がなくて率直でいいヤツ。たいがいすっぴんで機能優先ファッション、スカート姿も制服以外あまり記憶にない。

 そんなsoyaが着物ねえ、と思ったものだが、この着せ替えごっこはなかなか楽しかった。数年後、私が育児休暇で暇になったときに着付け教室に行ったのは、多分このときの記憶があるからだ。とすると、私の着物遊びの原点にはsoyaの影響があったということなんだなあ。

<eribowのコメント>
 本当は、この隣に私も写った3ショット写真が近々できるはずだったのにね。色気のない高校友達トリオが、中年着物トリオとして再結成されるはずだったのにね。(心の中ではすでに結成されていたけど!)
 私もSoyaが着付け、というのに最初はびっくりした。でも一見「男らしい」女性の中に潜む女性性、というものに気がついた一件でもあった。普段化粧をしない彼女が、結婚式のドレス姿で大化けしたのと並んで、印象的だった。
 明日は四十九日。今頃になって、Soya、どうして逝っちゃったの?と疑問でいっぱいです。


posted by mizuho at 22:58| Comment(2) | TrackBack(0) | mizuhoの箪笥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
かわいいウール着物ときれいなお花の着物ですね。
仲の良い友達に、形見分けされていってsoyaさんもうれしいと思います。
よく考えると、これは友達の影響だったっていうのはありますね・・・
mizuhoさんはsoyaさんからきっかけをもらったんですね。
Posted by ひつじ at 2007年08月26日 14:19
ひつじさんこんばんは! コメントありがとうございます。
着物にはまったきっかけは、このブログをはじめた頃まとめて書いているんですが、そのときはまだsoyaの影響に思い当たっていませんでした。soyaのことにもちょこっと触れてはいるですけどね。
あまり意識してなくてもきっかけをもらっている、っていうこともあるんですよね。
Posted by mizuho at 2007年08月27日 00:05
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。