伸縮するのでお腹いっぱい食べても苦しくならない、紐がはみ出してきたりしない、あらかじめサイズをあわせておくと着付けも早い、と「腰紐より便利」な感覚で使っていた。・・・なんだけど、ここ半年「やっぱり腰紐」になってきている。
理由はいくつかあるのだけど、一番は裾が上がってくるということ。ベルトを腰の位置で締めても、歩いていると上にずりあがってきてウエスト位置にきてしまう。
すべりのいい布だと特にそうで、気がつくと裾が妙に短い、ということが何度かあった。最初はベルトのせいだとは気づかず、自分の着付けミスだと思ってたんだけど。
お下がりの、丈が短めの着物はどうしても腰で紐を固定しないとおはしょりがとれない。で、腰で決めて着付けるのだけど、ベルトだとどんどん上がってきてしまう。きちんとウエストと腰を補正すれば大丈夫なのかも知れないんだけど、ここのところ補正はしない方向になってきてるんだよね。
妹の結婚式でプロに着付け頼んだとき、楽なのはベルトだけど崩れないのは腰紐よ、といわれた。それをきっかけに、しばらく腰紐にしてみたら、確かにしっかり腰に固定されて気持ちいい。それに、夏場はベルトより涼しい。そんなわけで、原点に帰る、じゃないけど腰紐派に。
クリップつきの伊達締めやコーリンベルトも使わなくなったなあ。襟元が崩れないのはいいけど、どんどん詰まってくる傾向があることに気づいてしまった。なんだか半襟がすぐ隠れちゃう、と思っていたんだけど、クリップで長着の襟をひっぱり気味だったようだ。
やめてから、襟元がすっきりきれいになった。便利グッズ、意外な落とし穴。単に、使いこなせていなかっただけかもしれないけど・・
逆に、この夏見直したのは着物クリップ。長着を着るとき、長着の襟と長襦袢の襟を後ろであわせて留めておくのに使うほう。
使っても使わなくてもたいして変わらん、となめて省略したりしてたんだけど、「クリップつき伊達締め」やめてみたら、着付けの時にこれを使うかどうかで襟元の決まり方が全然違うことを再発見。遅いって・・・
これが長襦袢でなく、肌襦袢+半襟のときにもまた絶大なパワー。別にクリップでなくても、せんたくばさみでもいいんだけどね。
まだまだ試行錯誤中の着付け。便利を求めて原点に戻っているような。長らく受け継がれてきた知恵にはかなわないってことかなあ?
今からとても楽しみです(^-^)
やっぱり着物クリップは便利ですか。
でも、あれって結構値段が高いですよね?
洗濯ばさみを加工(着物を傷つけないように)して使えば大丈夫ですよね?
やっぱりこれってコーリンベルトのせいですか?
たしかに引っ張る位置で違和感があったんですけど・・
と、私も腰紐派に復活です
欠点は、このままだと、襟がつまり気味になることだけど、畳んだ手拭を腰のベルトにはさんでおけば、崩れにくくなるのと、ついでに腰の凹みの補正もできるので、一石二鳥。
日舞やお茶のお稽古で、ほぼ一日着物を着て動き回っても着崩れし難いし、とにかく帯周りが苦しくなくて、暑くなり難いのが利点。
最適な着付けはほんと人それぞれだな〜と改めて思います♪
仙臺屋さんの共同購入だと結構安いですよ。
コーリンベルトは自分で着るようになってからは使ってないです。理由は脱いだ時美しくないから(爆)
着付けの時間が短縮出来る(巻いてから皺などの修正が出来る)からという単純な理由からですけど。
ウエストと腰紐の位置の差があまり無いので、ズレ上がらない体型だからでしょうね、崩れません。(嬉しいやら哀しいやら…)
>chiharuさん
着物クリップ、やっぱり便利です。この前うっかりつけたまま家を出てしまいましたが(汗)。
私の行きつけ(?)の激安呉服屋、三笠屋では結構クリップ安いです。ひとつあればいいものだし、何人かでセットを買って分けてもいいかもしれませんね。
>あひる母さん
半襟がかくれてしまうのは、長着の襟をひっぱりすぎてるせいだと思うんですよね。クリップって案外強力なので。でも使い方次第という気もします。
>ぶりさん
おおっ! ベルト派でしたか。そうなんです、ウエスト位置で使う分には問題ないんですよね〜伸びるの楽だし。マイサイズでない着物ばかりだというのが問題で・・・
伊達締めなしでコーリンベルトですか? なしだと確かにそちらの方が涼しいかも。手拭をはさむの、今度やってみます。
>こだまさん
確かに洗濯ばさみは、いい着物には使えないですね。でも着付け教室では使ってました(記憶おぼろげだけど・・・)。そのときはウールとかしか着なかったから問題なかったのかな。
脱いだとき・・・うーん。ベルト以前にいろいろ美しくないかも・・・長襦袢着ないでごまかしてること多いし(汗)
>つむパンさん
そうですか〜案外ベテランさんにベルト使ってる方多いんですね。そうすると、この先またベルトに戻ることもあるのかも。ちゃんととっておかなくては。うーん、着付けは奥が深いです!
腰紐もゴム派の方々と同じでマイポジション作れば快適ですね!腰紐どころか、ものすごく細い綿紐を胸紐(伊達締め代わり)にすると夏は涼しいです。
キモノクリップは雨の日のキモノの裾を帯上と揃えて留めて上からレインコートを着るときにも活躍です。抑えるところが真たいらなのが長所かな。
着付け教室出身じゃないのが災いしてか、うまくサイズ調整できないんです。
ゴムって「伸びるからいいかげんでもOK」って思うけど、締めつけられて苦しいし、緩ければ意味なし。果ては「古くなって伸びてくる」ので、調整不要ってわけにもいかない。着る着物の厚みでも差異が出るし。
ずーっとほっぽっておいたら、ぐでぐでに伸びきってしまって全く使い物にならなくなりました。普通の腰紐で「使えなくなった」ものなぞ一つ化繊にすらもないのに、ゴム製はダメですわ。
というわけで、私にとっては、普通の腰紐の方が微調整が可能なだけに便利です。
>carmenさん
あ、同じように着てたんですね〜。なんだか嬉しいな。きものクリップ、いろいろ使えますね。最近出先で着替え、ってのがちょこちょこあったので、クリップをかばんに常備するようになりました。
>優妃讃良さん
確かに、ゴムは劣化するというのはありますね〜。寿命どのくらいなのかなあ。古いコーリンベルトを貰ったらすでに駄目になっていた、ってのもありました。
腰紐も慣れですね。着物着ていると、紐一本の便利さに感動したりしますね。