2007年09月16日

木綿着物を解いてみた

 昨年、「和裁の神」が降臨して、突然3日でミシン縫い仕上げてしまった木綿単衣。「ま、着られれば何でもいいじゃないの♪」と浮かれていましたが、何度も身につけているうちに、言いようのない着心地の悪さと評判の悪さ(^^; に気づくようになる。
 評判とは、曰く、だらしなく見える、着付けがヘタに見える‥着付けが下手っぴいなのはいつものことだと最初は聞き流していたのですが、どーもこの着物を着ている時に集中してるような気がするんだよね。そう思って、改めて写真を見直すと、確かに何となく変な気がする。努力してもなかなかキレイに着られないっちゅーのに、仕立てのせいで毎度キレイにならないというのも悔しい。
 いつか作り直そうと思っていましたが、ついに解いてみました。

toita.jpg 総ミシン縫いなので、大変でしたよ(^^; リッパーで地道に。袖だけは形を残しました。
 縫い代適当だったので、恐ろしいことになっていました。身幅が40cm以上もありました(^^; どてら?丹前?(苦笑) 着づらいわけです(遠い目)。

 以前は、「衣服一枚縫い上げるなんて、大層なことだ」「不器用な私に縫い物なんて敷居が高い」とずっと思ってました。が、染め織の工房を訪ねたり、お直し和裁にチャレンジしたり、家庭で着物を縫うのが当たり前だった時代の小説を読み漁ったりするうちに、和裁への心のハードルが随分下がったみたいです。「できない」なんて、ほとんど「気後れ」が作り出しているものなんだなあ、と感じます。
 一枚、通しで縫い上げてみて、意外に「和裁は簡単だ」ということを発見して、勇気が出た、ということもあるかもしれません。勿論、上手に縫うのは難しいかもしれませんが、昔家庭科の授業で作成した洋服たちに比べれば、シンプルで粗くて‥なんというか優しい(易しい、じゃないよ!)感じがします。家庭料理とか家庭菜園、という言葉がありますが、家庭被服って感じ??

 ミシン縫いの際は、「勢いでやらないと途中で飽きて投げ出してしまいそう」という不安のため、超特急で作り上げましたが、もう途中で投げ出すことはないだろう、と自信ができたので、焦らずのんびり仕立ててみようと思います♪今度こそ、身幅測ってね(^^;;;

 着物解く 手に秋の陽(ひ)の 温かき 〜衿女

posted by eribow at 15:45| Comment(3) | TrackBack(0) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
チャレンジ精神旺盛なのが素晴らしいです!私もほつれを直すたびに知識があったらなぁと思うのですが、せめてほどきやすいようにとこころがけるが精一杯〜。でもいつかは講習会参加してみたいです!
Posted by carmen at 2007年09月17日 02:09
できないは気後れ・・・すごいなぁ
そうかもしれないけど、踏み出す一歩が
すごいと思います。
素敵に、楽しんで縫い上げてくださいね〜
Posted by はる at 2007年09月17日 10:31
>carmenさん
思えば遠くへ来たもんだ(笑)‥私が針と糸を持つなんて、想像もしてませんでした
「木綿着物は高い」でもほしい‥全てはここから来た一念なんですよ
和裁(ごっこ?)してると、日本人女性だな〜としみじみ感じます
女中ごっこ?(笑)

>はるさん
なりゆきで、踏み出してしまいました(笑)
何というか‥着物ライフに飛び込んで以来、
「こんなことできるはずがない」というもの、コトを、
乗り越えまくっているような気がします

はるさんも、ぜひ一歩を踏み出してみてください(^_-☆

冬の着物は冷え性の人にはいいわよ
Posted by eribow at 2007年09月19日 18:17
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