2005年09月13日

着物遊びの楽しみ その4 読書の楽しみが深まる

着物遊びしてなければこんなに面白がれなかっただろうな〜と思う小説がいくつかある。代表は幸田文の「きもの」。幸田文のエッセイはいくつか読んでいたけど、小説に手を出したのは着物に興味を持ってからのことだ。これがすごく面白い。まさに庶民の着物の話がてんこ盛り。大正期だからそんなに昔の話でもないのに、今の感覚とあまりに違う世界に驚かされる。どうしてこういう感覚が受け継がれていないのか、残念な気もする。

これがきっかけで幸田文のファンになった。娘の青木玉さんの書いた「幸田文 箪笥の引き出し」もとても素敵なエッセイだ。着物に関するエッセイは味わい深いものがたくさんあって、着物のおかげで読書の楽しみが深まった感じがする。

高校時代、古典にはまって「源氏物語」やら「枕草子」やら、有名どころは全部原文読破したのだけど(古文って不思議なもので、最初は現代語訳と併行読みしてるのだけど、そのうち原文で読めるようになってくる。英語ではこうはいかない)、今読めばもっと面白いだろうなあという予感がする。明治あたりの日本文学も今までとは違う読み方ができそうだ。着物文学(?)の定番「細雪」も昔斜め読みしただけだし、ちゃんと読んでみようかな。
posted by mizuho at 23:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 着物遊びの楽しみを語る | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。