2005年09月15日

母のお着物たち(少な〜)

 「お金かけずに」着物ライフ始めるにあたって、真っ先に頼りになる「実家」の「箪笥の肥やし」。冠婚葬祭を含め、一度も着物を着たのを見たことのない母でさえ、一通り所有していた。 

母の色無地 入手経路:実家から
 値段:0円

 写真だとわかりにくいけど、光沢の強い、明るく若々しい黄緑色。やや厚地ですべすべした重たい生地で、私はこの着物で「綸子(りんず)」という単語を覚えた。大きめの地模様が、また一段と初々しい。一つ紋入り。ぼかしの入った八掛が華やか。
 「嫁入り前のお嬢さん」か「若妻」っていうムード満点ですね。(^^; 使い道としては、お茶か、子供の入学式などのちょっとした行事か。一昔前の「いいおうちのお嬢様・奥様」の実用品って発想なのかなぁ。
 妙に重々しく、変に派手で、使いにくかった。母に全然似合わない(T-T)

母の江戸小紋 入手経路:実家から
 値段:0円

 これまたちょっとかわいらしい柄。白+黒が基調で地味になりそうなところを、さし色と同じ八掛でお嬢さんぽくしてる。なんだか仰々しいタグ(っていうの?)にエラソーになんたら江戸小紋って銘があった。鮫小紋を先に知った私は、「へー、こんなに絵みたいな柄も江戸小紋に入るのかぁ」とメモメモしたものだった。
 学生時代の「第一次マイ着物ブーム」の時に、能・歌舞伎観に行くのに一番活躍した。これが一番抵抗がなかった。そんなによい(=格のある)ものだとは、思いもよらなかった。よく見るとすっごいしみだらけだが、当時はそれすら気づかなかった。(便利な柄?)

母の中振小紋 入手経路:実家から
 値段:0円

 レトロなお着物。これはひょっとして祖母のものを母が譲られたのかもしれない。中振袖というのか、中途半端な変な袖丈。ババ臭いようでいて、身頃の内側に真っ赤な布地が張ってあって、妙にお嬢さん風でもある。白い模様は絞り。紅葉は刺繍。
 第一次マイ着物ブームの時は、選択肢がなかったから、「地味だ〜」とイヤがりつつ仕方なく時々これも着た。温かみがあって、お正月などにはよく似合った。今見ると、ほどよく普段っぽくて、顔映りよくて、いろいろ帯で遊べそうで、なかなか気に入っている。

 ザッツ・オール。終わり。以上。少な〜(T-T) あ、あと喪服あるけど。呉服屋の娘・miz母や、お着物好き・みらいさん母とは比べるべくもないねえ(しみじみ)。
 miz母方のような「普段着」が全くなく、みらい母セレクトの「本人に似合う」ものもなく、「型どおり」の「お支度」って感じの品揃え。呉服屋が母の個性を判っておらず、見繕ったら外れてた(^^; って雰囲気が濃厚。
 それでもゼロじゃない、ってすごくない?これだけあれば、着物ライフ「はじめの一歩」は十分だ。うちの実家なんて、お着物環境としては最低レベルに近い。皆様のご実家には、もっといろいろ眠っているのでは?
posted by eribow at 13:14| Comment(3) | TrackBack(0) | eribowの箪笥 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
おー、見頃の内側に、真っ赤な布地! これ、紅絹(もみ)といいます。
紅(べに)で染めると、絹地にムシがつかず、しかも、保温効果があるのと、月のお客様の時、目立たないなどの理由から、30年くらい前までは、若者から中年までの着物の腰当ては、紅絹でした。
最近は、白がほとんどですよね。
あーぁ、こんなこと書くと、すんごい、バーサンだわ、と自分で、感心しちゃう。
Posted by ぶりぶりぎっちょう at 2005年09月15日 21:42
ホホウ、もみですかφ(・・; モミモミ‥じゃなかったメモメモ(←おやじギャグ真似)
でもウチの着物の場合、上半身なんですよ??(謎) 30年以上前のものであることは確かですが‥
Posted by eribow at 2005年09月16日 08:26
 なるほど。 あんまり不思議には思わないけど。
 明治末〜大正時代の振り袖で、上着と中着と下着の3枚セットのものを、見たことあるけど、上着の外側は黒地に裾模様、内側は紅絹だった。
 ちなみに、中着は赤、下着は白。 生地の地模様は、外から中に、松、竹、梅。 中着と外着の柄付けは、同じ、随分と贅沢な着物だった。
 そうそう、3枚、重ねても、それほど重くなかったわ。

 リンク、有難うございまーす。m(_)m
Posted by ぶりぶりぎっちょう at 2005年09月16日 21:07
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