2005年10月25日

洒落物の帯

 『お着物日記』のたんさんの10月20日のブログで、洒落物という言葉を知りました。それに1月先立つ、狗子さんの9月16日のブログの鶏柄の帯を目にしてから、とにかくヘンな帯がほしくてたまらなくなってきました。そうか、私のほしいものって、洒落帯なのね。
 街中を歩いて着物姿チェックしていても、一番見たいのは帯です。まんまと「ヘンな帯」、もとい「洒落帯」を見つけると、心密かにほくそ笑む。
 アンティークモール銀座でも、いろいろチェックしてきました。

鶴昼夜帯
 夕顔で見かけた、鶴の昼夜帯(¥18,000)。これはそんなに変でもないか。いかにもアンティーク調だよね。柔らかく、着物地のよう。裏の地味模様もそれなりに使えそう。お正月にいいかな?

薔薇帯
 それいゆで見かけた、薔薇帯(¥18,500)。柄の割には色が穏やかで、いろいろな着物に合いそう。青の紬にどうかなー?写真では縞の着物に合わせてみました。

 古布あおきで見かけた、2本。蟹帯

 蟹帯(¥21,000)は‥なんか妙にリアル(笑)。色も、ヘンだ。夏帯じゃないんだよね。何に締めて行けば合うかな?潮干狩り?には着物で行かないか(笑)。けっこう本気でほしい。

林檎帯
 林檎帯(¥10,500)は、勿論、ビル・ゲイツに会う時に締めるわよね(爆)。やや寂しげなので、黒の着物に黒い帯締めでインパクトを強めるコーデしてみた。濃い緑の帯締めに、葉っぱの帯留めなんてやってみたい。林檎帯&毛虫の帯留めなんていうのもイイかな♪

 何で読んだか忘れたけど、お太鼓を見た外国人は「どうしてキモノの背中にはクッションがついているのか?」という感想を持ったりするそう。言われて見れば確かに(笑)。
 江戸時代くらいまでの貧しい庶民が、こんなにたっぷりと布を使った帯を持っていたはずもなく、最低レベルは荒縄だったはず。それが細帯くらいになってから、ちょっと模様を織り込んでみるようになった。花魁や舞妓の前で結ぶ巨大な垂れを頂点に、帯は「結ぶもの」という実用品から「見せるもの」という装飾品に進化していった。その庶民バージョンが、あの四角いお太鼓ではないか。
 縄や紐から発祥した帯は、文字通りキャンバスになった。背中に「絵」を背負って歩く。日本人女性は、随分楽しいお洒落を考え出したものですね。
posted by eribow at 09:18| Comment(3) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お太鼓柄の楽しみがあるから、帯は帯留めに次いで自作したくなるジャンルですよね。
わたしの知ってる中で一番すごかったのは「氷川きよし柄」でした。テレビで見たんですが、お太鼓部分に氷川きよしの写真を織り込んだかプリントしたか。それを還暦過ぎのおばさまが氷川きよしのコンサートに嬉しそうに締めてきてました。
アニメキャラプリントのTシャツなんて目じゃない豪快さ。経済力がついてから何かに熱狂することの恐ろしさをかいま見ました。
Posted by 天和斎 at 2005年10月26日 06:20
わ、ステキな帯ですね!
ところで笹蟹って、言葉遊びなのか、
七夕の必須アイテムらしい。
だから、七夕にいかが?(旧暦もいいかもです)
Posted by うまこ at 2005年10月26日 19:37
>天和斎様
 オリジナルお太鼓とは、想像もしていませんでした(苦笑)。Tシャツだと有名人の顔とか、持ち込みで家族の写真とか、プリントできるサービスをきいたことがありますが、帯とは!(驚)
 ああ、でもそのおば様の嬉しい気持ち、分かるなー。大好きなアイテムを身につける悦びと、
「その場」に合ったものを身につける悦び、2重に満足だったんじゃないかな〜。
 「きいた話だけど」っていうのは意外に本人のことだったりするそうですが、まさか天和斎さんだったんじゃないでしょうね?!(笑)

>うまこ様
 笹蟹という言葉があるんですか?(?_?) 沢蟹のナマり?枕詞みたいなお約束の「セット」?確かに笹の葉デザインですね(気がつかなかった)。
 夏帯ならまだ納得なのですが、袷帯なのです。ははーん、着物は季節先取りだから、まだ夏物にはちょっと早い季節(6月?)用に、デザインだけ七夕なのかな?
 そういう知識を教えていただけると、とっても嬉しいです(感謝)。

 私が思いついた使い道は、蟹鍋食べに行くときとかですね。いつもオチは食べ物だ(泣)。
Posted by eribow at 2005年10月27日 16:04
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