2006年03月16日

お香教室5回目

行ったのは先週金曜のこと。書きそびれていたら明日がもう最終回だ・・・

練香.jpg5回目は練香。写真にとると単なる泥団子にしか見えないけど、線香のときと同じように香の原料を乳鉢ですりつぶし、水の代わりに蜂蜜など(このときはなんと、ガムシロップ! 余計な匂いがしなくてよいらしい)で練り固める。で、熟成する。ぶりねぇさんが以前コメントしてくださったように、昔は梅の木の下に埋めて熟成させたそうだ。

これは線香などと違って、乾燥させない。容器に密閉しておくのだという。火は直接つけず、灰の中に火をつけた炭のかけらを埋め、そのそばに練香をおいて暖める。直接火をつけるとどうしても焦げ臭い匂いが出てしまうが、これはじっくり暖めるから濃厚な香りが出る。アロマポットで精油を温めるのも同じで、香りは暖めたときによく出るものなんだそうだ。温度が高すぎてもいけなくて、適温をさぐって炭に近づけたり灰を調節したりする。

平安時代の香りといえばこれで、家に伝わる極秘のレシピがあったそうだ。今回は昔から伝わるレシピで練香をつくった。すぐに暖めたいところだけど、熟成を待ったほうがいいらしいので、しばらくお預け。次回は自分のレシピを開発するらしい。楽しみ!
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2006年03月04日

お香教室4回目

お香教室、4回目。つくるのは匂い袋。前回は古典調合がメインだったのだけど、今回は「自分だけの香り」がテーマ。
おりしも雛祭り。先生もそれを意識して、年中行事の話から講座が始まった。「屠蘇」も見せてもらい・・・ところで、私は「屠蘇」が薬草のことだって知らなかった。酒のことだと思ってたよ〜。「屠蘇散」を酒にひたしたものを飲む、ということなのね。今日見せてもらったものは、ティーパックの匂い袋みたいだった。薬というよりお香みたい。優しい香り。原料としては匂い袋とそう変わらないらしい。

匂い袋2回目.jpg雛祭りにちなんで、桜と橘(のかわりに、橙)の香りを入れましょう、ということに。白檀、丁子、龍脳のベースに少しづついろいろ加えていき、最後に桜の香り(これは合成香料かな?)を加える。お雛様イメージの春っぽい香り・・をめざしたけどどうかなあ。
もうひとつ、甘くてやさしい「妙重(たえ)」という香りのレシピをアレンジする、というのをやった。同じレシピで調合しているはずなのに、ちょっとした手加減で人によって違う香りになってしまうのが不思議。シェイクしているうちにも香りが変わってくる。
天然香原料を調合した匂い袋は、時間がたつと香りが変化するらしい。梅雨の頃にはもっといい香りになるよ、というような指導もあった。1年くらいは香りがもつらしい。さて、どう使っていこうかな。
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2006年02月18日

お香教室3回目

お香教室3回目は待望の匂い袋。

匂い袋.jpgこれが作品。匂いがわからないのであまり写真載せても意味はないけど・・・袋は教室で用意してあったものだし。帯っぽい生地(金襴)と縮緬の二種類。縮緬のほうが格段に扱いやすいんだけど、見栄えは金襴の方がいい。
作品といっても、当然ながら作り方は簡単。ただ材料を入れてシェイクし、綿につつんで袋に入れるだけだ。問題は材料の調合。

最初に、「昔の調合」というのをやる。沈香、白檀、貝香、麝香のみ。貝香というのは単体だとすごく磯臭いのだが、なぜか混ぜてしまうと全然臭くなくて香りがまろやかになる。この調合は結構好みだった。ただ、香りがあまり広がらないので現代ではまずやらないのだそう。

匂い袋というのは香の歴史とともにあるものだそうだ。まあ、いい香りを持ち歩きたい、というのは普通思うよね。武家では匂い袋は男性専用だったそう。女性はあまり家から出ないので、持ち歩く必要がなかったのかな。男性は「追風用意(おいかぜようい)」と呼ばれる匂い袋を袖に入れて歩いていたとか。いいネーミングだなあ。家によって決まった香りがあって、通り過ぎると香りで誰だかわかったそうだ。
源氏物語を読んでも、昔は男性の方が香りをよく使っていたみたいだ。いつから香りといえば女性、ってイメージになったんだろうなあ。嗅覚は男性の方が鋭いという話も聞くし(我が家でも、夫は私より嗅覚がすぐれている感じがする)、もっと男性も香り、使っていいよね。

後半は自分で「適当に」調合することに。線香なんかと違ってそのままの香りがよければいいので楽そうなもんだけど、やっぱりなかなかイメージどおりにはならずタイムオーバー。悪くはないけどもう少し・・・次回に期待、かな。
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2006年02月11日

お香作り教室2回目

薫物屋 香楽(たきものや からく)のお香作り教室、2回目に行ってきた。仕事が長びいてかなり遅刻、前半の講義はかなり聞き逃してしまった。先生(今回は優しげな女性)が終了後に少し補講(?)してくれた。

テーマは線香。線香の歴史は意外と浅く、江戸時代初期に中国から入ってきたもの。それまで主流の薫物は香炉や灰、炭が必要だったのに引き換え、直接火をつければOKな手軽さによって広まったとか。

線香は通常乾燥に10日、熟成半年以上、なんだそうだ。香りの熟成に半年ってすごいなあ。
で、作成タイム。ただ、調合は線香レシピなんだけど、形は1回目と同じコーン型。線香型に成型してもいいんだけど、持ち運んでいるうちに壊れがちだからみたい。

で、今回は全くのオリジナルレシピに挑戦。香原料はそれぞれ甘ー辛、軽ー重の持ち味がある。つくりたい香りをイメージしてブレンドしていく。とはいえ、そうそう思い通りにいくはずもなく、大苦戦。

前回避けた沈香ベースにしてみる。沈香には大きく「シャム」(甘め)と「タニ」(辛め)があり、かなりのバリエーションがある。目標は甘くてやわらかく、落ち着く香り。「シャム」を選び、気に入っている白檀と排草香を少しづつブレンド。「甘くて軽い」系ばかりだとコクが出ないかも、と貝香(保香材、かなり臭みあり)、甘松(苦味)をちょっとづつ入れる。香りを広げるといわれる龍脳を入れたらなんだか「いい香り」からどんどん離れてしまってあせる。
ほんのちょこっと入れるだけで香りはどんどん変わってしまうし、乳鉢ですり混ぜているうちにも香りはどんどん変わっていくのでどうもとらえどころがない。しかも、点火前、点けてすぐ、燃焼中、残り香、全部香りは変わるというのだから計算なんてできないよ〜。

前回、その場ではたいしていい香りに思えなかった作品が、家で乾燥させているうちにどんどんいい感じになってきたことを思い出し、「もう大丈夫」という先生の言葉を信じて成型。前回のとはちょっと趣の変わった香ができた。半年熟成か・・・

まだ2回目だけど、なんとなく香原料になじんできた。最初はほんとに闇雲だけど、こうやってとりあえずやってみて身体で覚えていくしかないかもなあ。難しいけど面白い。次回は待望の匂い袋。楽しみ!
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2006年02月04日

お香作り教室1回目

立春! ということでデザイン変えてみた。
しかし、早春にふさわしいものは選択肢になく、とりあえずさくら。あまりにも今の寒さに合わない気も・・・梅があればよかったのになあ。ここはデザイン製作に手を出すか?>eri

ところで昨夜、薫物屋 香楽(たきものや からく)のお香作り教室へ行ってきた。
eriの記事を読んで思い立ったのが初日前日。あまり期待せずに電話したのだが、あっさりOK。まだあまり認知されていないのかも。
場所は「お店」ではなく、事務所ビルの中。和の雰囲気というより理科実験室。ただ、たどりついたらビルの入り口からもうお香! という香り。
受講生は8人。ほぼOLさんかな。一人だけ真言宗の僧侶の方がいらした。仏教とお香の関連はかなり深いのだという。なるほどね〜。

全6回のコースを申し込む。初回は入門編、手作りインセンス。インセンス、というのは火をつけて炊く香のことで、これはアジア独特の香文化なのだそうだ。西洋は15世紀に精油の作り方を発明し、そこから液体香料に流れたとか。

お香作品1.jpgで、つくったのはこれ。
大きいほうがとりあえずの入門編で、椨(たぶ)という樹皮の粉末(のり材にはベストなものだそうだ)と水と練り合わせ、好みのオイルをまぜて整形したもの。通常売られているインセンスはほとんどこういう作り方なんだそう。乳鉢でごりごりまぜてこねこね、ほとんど粘土遊び。結構楽しい。
小さいほうが、本日のメイン。合香(調合のこと)にチャレンジしたもの。小さくつくるのは、天然香は香りが強くなりすぎるから。
合香前に、主要な天然香原料をひとつづつ嗅ぐ。単体で「いい香り!」というものはあまりない。むしろ臭いものも多い。でもブレンドすることでいい香りになる。奈良・平安の人々は(って、多分貴族たちは、なんだろうけど)、合香の技術を持っていて、季節ごとに自分の家で合香していたんだとか。なかなか楽しいかも知れない。

・・・とはいえ、いきなり合香できるわけはもちろんなく、沈香か白檀をベースにして、先生の指導でちょっとづつブレンドしていく。同じレシピでも手加減でかなり香りが変わってくるらしい。「沈香」というのは香の中の香、といわれるものらしいのだが、いまいち好みでなかったので私は白檀+桂皮+安息香+木香+龍脳という甘さを引き立てるレシピ。それに麝香を先生がちょこっと入れてくれた。ムスクの原料だけど、単体で嗅ぐとものすごく臭い。1000倍くらいに薄めるとすごくいい香りになるのだから不思議。関西弁ばりばりの先生は「やーらしい香り」と表現していた(笑)。
混ぜているときはそれほどいい香りだとは思わなかったのだけど、家で乾かしていたらほんのり香ってきた。もちろん最終的には「燃やした時の香り」が問題。いきなりその香りになるアロマなどと違って、合香の場合は想像力が必要なんだなあ。原料から「ブレンドして、乾かして、燃やした時の香り」を想像する・・・ああ道のりは長そうだ。

天然香の場合は、寝かせると香りがよくなるそうだ。20個くらいできたので、いくつかは熟成(?)させてみよう。楽しみ〜。
posted by mizuho at 10:27| Comment(5) | TrackBack(0) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月17日

私もホットボンドで帯留め作りるんるん

 上を見ればきりがない、買えばお高い帯留め。きくちいまさんの影響で、最初から「帯留めは手作り」に憧れつつ、接着剤が弱いらしくて、取れまくりホーカイしまくりで一度も成功していない私(泣)。
 ユザワヤに寄る機会があったので、工作部員・mizに倣って、私もホットボンド購入してきました!(鼻息)

gluegun 入手経路:手芸用品店
 値段:グルーガン 468円、帯留め台 各179円

 店員に「ホットボンドありますか?」ときいたら「ホットボンド??」と分からない様子で、私がこれこれこういうものですが、と説明したら「ああ、◎×▽&■ですね」と私の知らない単語を。やっとみつけたのはグルーガンという商品でした。
 何種類かあって、一番安いのが980円の「ミニ・グルーガン」。なんとこれがさらに半額セールになっていました。いつもながら、安すぎます(感涙)>ユザワヤ

 10W。弱〜。台湾製。見かけ的には、インチキな水鉄砲みたいですね。コードがついていて、ドライヤー風でもあります。接着剤に当たる蝋(ろう)は、太目のストローに似ています。
 さて、工作しなくっちゃ(ドキドキ)。はたして上手くいくのでしょうか?!
posted by eribow at 17:45| Comment(0) | TrackBack(1) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年10月01日

ホットボンドで帯留めづくりるんるん

先日、狗子さんに帯留めの金具の接着にはホットボンドがよい、とコメントいただいてから、やってみたくてうずうずしていたのだけど、ついにトライ。
ホットボンド(グルーガン)本体は1000円くらいで買えた。今まで存在を知ってはいたけど使ったことはなかったんだよね。
しかし、これ、すごい。樹脂を溶かして接着するしくみなので、素早さが命なのだけど、失敗したらしたでぽろっととれるので気軽。失敗すると汚くなる強力接着剤より数段扱いやすい。調子にのっていろいろつくってみた。

自作帯留めたち上の3つは箸置き。魚(逆さまに写真撮ってしまった)はeriにもらったもの。栗は買ったばかりのもの。一瞬でできてしまった。
下は右から、服に付いていたボタンのリサイクル(2つ組み合わせてある)、ブローチだったものの加工。裏がでこぼこするときれいにくっつかないので、アクセサリー用ニッパーでがしがし削り取る。これが一番手がかかっている(といっても3分くらいかな)。
下の左は、石垣島で拾ってきた貝殻にビーズをくっつけ、うえから小さな貝殻をさらに貼り付けたもの。ホットボンドって、こういうのにすごく向くのだ。樹脂を多めに貝殻に流し込んで、ビーズをすかさずふりかければしっかり接着。娘がやりたいというので、ついでにブローチをつくらせてみた。子どもでもOK!

帯留めの裏裏はこんな感じ。金具はeriにもらったやつの他に、ハンズでいろんなタイプを仕入れてきた。100円から300円くらい。材料がほとんどあるものの使い回しなので、金具代=材料費という感じ。いやー楽しかった!!

ホットボンドそのものが面白くなってしまい、ついでに壊れてた引き出しの修理なんかもしちゃったよ。ホットボンド有能!狗子さんに感謝!
posted by mizuho at 21:29| Comment(3) | TrackBack(2) | 和の手作り | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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