2007年03月18日

お能好きと着物好き

 私の着物好きの遠因に、お能があります。同じ伝統芸能でも、歌舞伎や落語の人気は高いですが、能楽はいまいち地味?「抽象的でよく解らない」「眠くなる」などが敗因でしょうか(-_-; でも私は大好きなのです。

 能が着物好きへ火をつけた一因は、能装束の美です。どんな高級着物よりも豪奢な重厚な着物。ギッシリの金銀糸、重い唐織。それがほの暗い舞台に浮かび上がるのですから、正に夢幻。
 私は能楽鑑賞をどうも「絵画鑑賞」に類似したものと感じているフシがある。舞い踊る装束を見つめていること自体が快楽に。

 能と着物愛好への関わりのもう一点は、能楽堂で見かけたおばさま方の着物姿。当時は着物のことなんか全く分からなかったけど、たぶん「お高い紬」に類するものだったと思う。
 その時(私が大学生だった頃)のおばさま方は、町中で見かけるどんなおばさま方とも違ったカッコよさを感じさせました。
 まず、ピシリと背が伸びた、凛とした雰囲気。だらしなくないのです。
 それから、何とも言えない余裕。何故か「旦那さんが死んでもこの人は絶対生活に困らないだろう」と感じさせる(笑)。
 そして、自由な雰囲気。何者にも縛られない、媚びない、闊達さ。
 どうしてそんなイメージを持つようになったのか定かでないのですが、そしてそういう奥様方が本当にそうだという証拠はないのですが(笑) でも、もしそう見える年配夫人が目の前にいたら、自分が若い女の子だったとしたら、そのファッションにも自然と影響されちゃません?日本の大多数の「おばさん」に魅力を感じられなかった、「あんな風にはなりたくないなあ」という人ばかりだった当時、能楽堂マダムたちは初めて「女も年をとるのも悪くないんだ」と思わせてくれた例外的存在でした。

 能が好き、ということと、着物が好き、ということは、絡み合って、私の中で盛り上がっていきました。「季節感がある」こと、「衣服や小道具によって暗号がある」ことなど、着物遊びのキモを、能楽の世界に触れることで知っていったのかもしれません。
 結婚して子供が生まれるあたりから見に行かなくなり、10年以上遠ざかっていましたが、機会があって昨年5月に久しぶりに能楽鑑賞して「やっぱりエエなあ〜♪」と再燃。それ以降行ってなくてもう1年にもなろうとしますけど、またムズムズと観に行きたくなってきた今日この頃です(><;
タグ: 能楽 着物
posted by eribow at 10:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月13日

七五三写真発見

 eribowのセイシュン着物写真に対抗・・・するわけでもないけど、私も昔の写真掲載! 妹の結婚式に向けて「メモリアルビデオ」制作を頼まれ、実家で昔のアルバムをひっくり返していたら私の七五三らしい写真が出てきたのだ。

mizuho七五三.jpg 自分ではほとんど覚えてなかったけど、着物着ていたんだなあ。なんか、ムードがクラシックだね。写りこんでるステレオが時代を感じさせるなあ。
 不思議な髪型・・・多分美容院に行ったりはしなかっただろうから、母が着付けて髪もなんとかしたんだろうな。


 この着物、娘に着せようと思って探したんだけど、なかなか出てこなくて、七五三シーズン終わってから出てきた。

 で、びっくりしたんだけど、帯に「魔法のマコちゃん」のキャラがついているのだ!! なんで?! 当時流行っていたから?! それにしても着物の帯にキャラって・・・自転車やなんかについているのは普通に見るけど、帯についてるのは見ないよねえ。

 あ、その帯の写真撮ってくるの忘れた。今度撮ってこなきゃ。
posted by mizuho at 23:49| Comment(3) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年01月12日

お正月着物デート‥謎の半襟

 先日古い写真を整理していて、セイシュンの日の着物写真を発掘しました。その一つ、お正月の歌舞伎デート。女子大生時代の自己流着付けであります。

若き日の正月デート着物 母親の嫁入り支度?の古い訪問着。昨年秋、国際交流パーティーに着て行ったのと同じものです。当時は着物の格だのTPOだの全く分かりませんから、「ピンクでかわいいな」「華やかでお正月らしいな」程度のセレクトだったはずですが、図らずもお正月歌舞伎デートにはぴったりでしたね♪
 ふわふわショール、金糸入り草履ほか、小物たちは成人式の振袖のものを流用していたはず。トラウマの銀糸付け帯だったはずですが、写ってないですね(残念)。
 髪を下ろしているのは、恐らく寒いからです(^^;

ピンクと紫の半襟 しかし。アップ写真で奇妙な点を発見。この半襟は何でせうか?妙に濃い、ピンクと紫のツートン。これは‥伊達襟では?(-_-;
 そうです、どうやら伊達襟を半襟として用いているらしい。やはりこれも成人式の振袖に用いたものだと思われます。長襦袢に縫い付けたのかしら?それともかぶせただけ??

 恐らく半襟と伊達襟の区別がついていなかったと思われます。しかも、このコーディネートなら襟元は白。せいぜい刺繍入りとか、アイボリーくらいが、お約束としても合ってるし、きれいだと思います。せっかく(偶然にも 笑)格調高くお嬢様っぽくキマっているのに、この伊達襟、もとい半襟では台無しではA(^^;;
 実家に住んでましたが、母は私以上に着物に興味も知識もない人でした。だから、こんな襟してても何も気づかなかったんじゃないかな〜。
 これで着物おばさまウヨウヨの歌舞伎(会場どこだったか忘れたけど)に乗り込んで行ったんですから、怖いものなしです(汗)。

 そこまで無知で誰の助けもないにも関わらず、一生懸命着物を着て行きたかったとは、この頃から着物が好きだったんだなあ(しみじみ)>自分 この年頃にぴったりの着物を着れてたなんて、よかった(^^)
 今見ると、微笑ましい思い出です♪
posted by eribow at 23:59| Comment(2) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月15日

つけ帯からの脱出

 告白いたしますと、私の普段着物ライフは、実は「つけ帯」」からスタートしています。時は遠い遠い昔、学生時代。

ーーーー
 めでたくできたカレシは、大学の同級生。趣味の一つが歌舞伎鑑賞で、一緒に見に行くようになりました(無論、3等席が指定席です 笑)。そこで私は、「着物で歌舞伎見に行きたい」と思うようになったのですよ。
 母の着物を発掘し、本を見ながら着付けました。幸い、つけ帯がありました。銀色の抽象柄でいわゆる「何にでも合わせやすい」1本、手持ちの3枚の着物どれとも合います。そればかりつけて出かけるようになりました。

 着物の知識はほぼゼロ。母も同様です。私ねえ、帯締め、帯揚げ、してなかったと思うんだよねえ(~_~; だって、着物の構造、理解してなかったもん。浴衣のつけ帯には慣れていたので、多分そこからの類推で着用しておしまい、だったはず。それで、歌舞伎座や能楽堂に意気揚々と出入りしてたんだから、若いって怖いですねえ、あはははは(滝汗)。
 ちなみに、一度も「お直しおばさん」に注意を受けたことはありません。指摘したところでその場で直せる類のミスではないし、同じように若くて無知そうな彼氏と嬉しそうにデートしてて、邪魔しないでオーラ漂いまくりだったんでしょうねえ(~▽~;

 3枚の着物を2度ずつ以上は着たと思います。重宝していたつけ帯も、毎度だと飽きてきて、またへたって形も何となく崩れてきたような気がして、だんだん嫌になってきました。
 当時は半幅帯の存在を知らず、帯といえばお太鼓、お太鼓結べて一人前、と思い込んでいました。現在のようにリサイクル屋も発達しておらず、それ以前にお金もなく、新しいつけ帯も買えない。
 あと2本帯はありましたので、つけ帯に加工しようかな?とも考えました。しかし、裁縫できないから自作はできない。外注すればそれなりにお金と時間がかかる。銀の1本がそうだったようにだんだんヨレてくるし、収納するのにも邪魔っけなのは目に見えている。丸のまま譲られた帯に手を入れてしまうのにも抵抗がある。
 それじゃあいつか帯結びちゃんと習おう‥と思っているうちに、その彼氏とはサヨナラしてしまい、着物を着ることもなくなってしまいました。
ーーーーー

 そして、突然着物熱に火が点いた2年前、日本和装の無料着付教室へ通い、念願の帯結びを習いました。やった、もうこれでつけ帯に頼らなくても済む!好きな帯を、いくらでも新しく手に入れることもできる!
 有頂天になった私は、銀の帯を速攻で燃えるごみに出しました。不自由だった過去と決別し、「今度こそ本当に着られるようになってやる」と退路を断つように。嗚呼、ドラマ〜ですね〜。考えてみれば、散々お世話になったのに、随分ひどい仕打ちですよねA(^^;
 
 mizuhoのつけ帯の話題を発端に、思い出しましたが、半幅帯でさんざん普段着を着られるようになった後につけ帯に出会ったmizと、私の越し方はかなり対照的ですね。思えば、当時、半幅帯というものの存在、使い方を知っていれば、展開は随分違っていただろうと思います。
 つけ帯といえば、とにかく外へ(デートで)着ていけて嬉しかった気持ち、自由に帯が結べなくて悔しかった気持ち、お恥ずかしい無知蒙昧ぶり‥微笑ましくもホロ苦い青春の思い出です。
posted by eribow at 10:57| Comment(4) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月23日

私の浴衣歴

 現在すっかり着物病の私も、数年前までは「浴衣は死蔵」「数年に1回」の普通の人でした。ちょっと面白いので、過去を辿ってみました。


時期機会、回数浴衣
中学3年体育祭の出し物の盆踊りのために誂える。初浴衣。赤い作り帯
高校1年クラブの先輩と神社のお祭り。
初デート。えへへへ。
赤い作り帯
高校2年友達と男女2:2で神社のお祭り。
Wデート。えへへへ。
赤い作り帯

この間あまり着た記憶なし???
花火に1,2回かなあ?
2004年着物熱発症。家族で花火・お祭り、mizと花火・お台場、計4回。紺・ピンク赤い作り帯、
ベージュ博多
2005年着物熱本格化。お祭り、オフ会、ビアガーデンなど計8回。紺・ピンク・白ベージュ博多、ポリのリバーシブル
2006年着物熱重症。花火、お祭り、旅行、温泉、美術館などさまざま。8月中旬現在計10回。紺・ピンク・白・紺白柄博多2本、リバーシブル2本、他数本


 ギャル時代(地味でしたが(~▽~;)は浴衣・帯一組のみで、年1ペース。その後続く衰退期は、ギャル時代と手持ちは変わらず、数年に1度のペースにダウン。20代はすっぽり抜け落ちている図式ですね。

 そして突如着物熱時代始まる。黎明期の一昨年は、家族と唯一の着物友達(=miz)をフル活用して、定番スポットを複数回。「2枚目の浴衣」購入に踏み切っています。
 伸長期の昨年は、お祭り・花火の枠から抜け、浴衣・帯とも増えます。また、ここで作り帯とサヨナラしていることが見て取れます。同行者も、家族からぐっと幅も数も増えた。
 破竹の今年度は帯が目覚しく増え、用途も自由自在。6月から着始めて、綿の単衣としての活用バージョンにも挑戦。着る回数は、ほぼ倍倍ゲームですから、今年は推定あと6回は着用?!?!

 「年一勝負服」だった青春時代も、長い「箪笥の肥やし」時代もありました。そういう意味では、大多数の人と大差なかったわけです。思えば遠くへ来たもんです(笑)。
posted by eribow at 15:08| Comment(2) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

着物に恋(2)

 着物との恋愛街道バク進中の私であります。ブログを作ったきっかけも、そもそも着物のことで頭が一杯で、語りたくて語りたくて溢れ出したからとも言える。
 恋愛に似ていることの一つは、困難を乗り越えることにより盛り上がる、ということでしょう。昨今、日本人の恋愛パワーが落ちているということは、雑誌の特集等で取り上げられていますが、異性といる楽しさや必要性より「めんどくささ」が先に立つ風潮は、恋愛体質の私には信じられないことです。おつきあいが「面倒くさい」から止めるものでしょうか?
 たびたびの苦難にもめげず私が「お太鼓」への情熱を捨てないのは、惚れてしまったからです(苦笑)。

 mizとの「着物遊び」を開始した昨年4月が、私と着物との「おつきあい」のスタートだとカウントしています。それ以前も浴衣や作り帯でわずかながら着た経験はありましたが、「友達以上、恋人未満」だったかな?
 そもそも着物は私にとって「憧れの先輩」みたいなものだったのかもしれません。人気者で皆に好かれる、ちょっと手の届かない高嶺の花。アプローチしてみても、ニッコリ笑顔で応対はしてくれる(=一応その場だけは着られる)けど、なかなかつきあってもらえない(=ちゃんとは着られない)のです。
 無料着付け教室に通った4ヶ月間は、そんな「素敵な先輩の彼女になりたい」という乙女心だったのかもしれません。この例えおかしー(わはは)。そして、何ヶ月もの努力が実って、晴れて「おつきあい」が開始されたのです。

 ブログ開始は、熱が高まって、ついに周囲に公表って感じ?!ブログで自分の恋愛模様を綴っている人も、珍しくないですよね、同業他社です。
 恋愛初期は、「初めての○○」が多くて、盛り上がり度が高いよねー。初めてのお食事、初めての映画館、初めてのドライブ‥うーん、この年になってセイシュンが体験できるとは思わなかったわ(笑)。
 帯結びの難しさや、着こなしやメンテナンスのわずらわしさなんて、何のそのです。気分は、「本命の彼氏をゲットした女子高生」なんだから(笑)。ましてや、外野から何か言われたって「なによ、分かってないのはそっちでしょ!」と強気です。

 着物を着ている年配女性はなぜか瑞々しく見えます。「必要だから」着物を着ることがなくなった現代、好んで、あるいはその環境に身をおいて着ている女性は、どこかセイシュンを秘めているのかもしれませんね(うふふ)。
posted by eribow at 23:41| Comment(8) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月16日

着物に恋

 このブログ開設1周年の記念日が迫ってきました。わずか1年ですが、感慨深いものがあります。

 私の着物に対する思いは、限りなく恋愛感情に似ています。もともと惚れっぽくて冷めにくい熱い女(笑)な私で、今まで数々のものに夢中になってきました。が、こんなに重症なのはハジメテです。生身の異性に対する恋愛はもう随分長いことご無沙汰ですが(苦笑)‥似てるよ、似てる!
 恋愛をすると、毎日が変わりますよね。もう、世界の見え方が何もかも違う。食事をするのも、好きな人と一緒だと、ただの栄養摂取じゃないことは明らかですよね。予定を立てるのが楽しい。時が過ぎるのが楽しい。すっごくお洒落がしたくなる。細胞が内側から張りを持つ、っていう感じです。
 なかなか会えない=なかなか買えない、着れない という不自由感が情熱を煽るのも、恋愛チック。お別れした時=着物を脱いだ時に、「ああ、次はいつかしら?」と切なさとときめきを胸に抱くのもそっくり。

 この例えで言うと、「毎日着物を着る」というのは、結婚みたいなものかしら?私があんまり「おうち着物」を想定していないのは、「恋愛と結婚は別」っていう感じなのかしら?(爆)

 ま、その謎は置いておいて、「離れ離れに暮らしていて、時々デートする」恋人が着物なわけですよ、私の場合。
 やっぱりね、デートは最低週1はほしいわよね?(<誰にきいてるのか?)1ヶ月も間開いちゃうと、ちょっと不満が溜まってくるよね?やっぱり、一緒に旅行、行きたいじゃん?一緒の写真もバンバン撮りたいでしょ?(だから、誰に‥)
 一緒にいる時間が長くなると、「最初のデート」の鼻血出そうな緊張感はなくなって、だんだん楽になってくる。最初はあったつまらないぶつかり合い=苦しい着付けも、だんだんコツが分かってきて、回避できるようになる。最初はゴージャスに気合入った「勝負お出かけ」だったのが、だんだん気の張らない下駄履き感覚のお付き合いに手が伸ばせるようになって来る。
 「着物着てどこ行くの?」=恋人とどこ行くの?なんて愚問ですよ。どこへでも行きたいですよ、行きたい所だらけです。でも、できればきれいめな場所がいいかな(笑)。

 そんなんで、着物は私の「1年目の恋人」なわけです。わはは。まだまだ倦怠期は来ないよね〜???

<PC復活のお知らせ>
 ウイルスに見舞われて、3週間近くかかりましたが、やっと復活いたしました。多くの方々に不義理ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
 だんなは私以下のパソ音痴な上に、ケチンボで修理にお金出してもらえない。自力でできるところまでやり、近所のサトームセンのおにーちゃんに(無料で)泣きつき、やっとここまでたどり着きました。「お金かけないPC設定」は辛かったっす(泣)。
posted by eribow at 17:02| Comment(8) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年03月29日

卒業式の着物と袴

ここのところ、通勤途中に着物・袴姿を見かけるようになった。卒業シーズンなんだなあ。振袖あり、袴姿あり。華やいだ気分が伝わってきて、なかなかいいものだなと思う。

卒業ョの袴.jpg思い立ってアルバムをめくり、自分の大学の卒業式写真を探してみた。別に写真館で撮ったわけではなく、スナップのみ。「着物歴」にも書いたけど、卒業式の袴は「私って着物似合う」と思った最初のきっかけなので、結構記憶に残っている。
写真の真ん中が私。着物はピンクの・・・これなんだろう。写真では見えないけど、肩のところに花の刺繍がついていて、袖と裾は紫のぼかしが入っている。例によってお下がり。ただ、袴はウールのを買ってもらった。妹と2人分を考えると、レンタルより買ったほうが安かったからだと思う。ピンクに紺、って一番定番カラーぽかった。友人は赤に黒だったり、黄色に緑だったり、結構斬新な色使いをしていて、おしゃれだなあと思った記憶がある。ただ、私にはピンク×紺が一番似合うように思ったので、かなりうきうきしていた。
で、前にも書いたけど、卒業式の後半で雨にふられ、この着物は雨染みをつくってしまった。それがかなりショックで、「着物って大変」というイメージになってしまい、その後十数年着なくなったわけだけど・・・この着物、そのまま実家で眠っているのでなんとかしたい。この前確認したら、雨染み以外はきれいなままだったけど、十数年ほったらかしの雨染みはとれるのか? 色かけとかすればいいのか? さすがにきれいすぎる色なので、色を変えたほうが私が着るには良さそうな気もするし、しみがとれて復活するなら娘に着せたい気もする。どうしようかなあ・・

<eribowのコメント>
おおっ、以前から気になっていたmizの卒業式袴ネタ!待ってました!最近街中で見るたびに、書いてくれるんじゃないかと期待してたのよね(笑)
 
卒業式で着なかったし、イマイチ袴に魅力を感じていなかった私。着物=フェミニンの私としては、袴はどうしてもズボンっぽかった(?)。でも、この写真を見て考えを改めました。キュートじゃないの♪こんな色、こんな雰囲気の袴姿もアリなのねえ。

posted by mizuho at 23:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年02月27日

着物ライフ、1周年

 週一着物ライフを開始してちょうど1年になります(感慨)。
 一緒に着ていく人がいない、というのは、実は大きな障害でした。着物を、とても一人で外へは着て行かれなかったのです。1年前、そこに現れた(?)のがmiz。連れがいる‥その心強さは大きかった。mizが着物を着てくれてたのをきっかけに、私の着物熱に一気に火が点きました。

 思えば、何で一人では着物ででかけられなかったんでしょうね?どこへでも一人でバシバシ着物で出かける現在、ちょっと不思議です。
 要するに恥ずかしいんですよね。でも何が恥ずかしいか、っていうと、よく分からなくなってくる。注目されるのが嫌だからなんですけど、着て見ると意外に注目されてないのよね(苦笑)。うち、子供が双子ですけど、赤ちゃんの頃の双子の方がよっぽど注目浴びてたわ(笑)。
 ともかく、念願のお太鼓ができるようになるには、とにかく回数こなさねば!と、週一という数値目標を設定してみました。

 デビュー当初の去年の3月の楽しかったこと!どこへ着て行こう?何をしに行こう?どれを着よう?考えてワクワク。
 はじめて家族と着物で出かけたのも去年の3月。お座敷を予約した和食屋さんでした。って言っても高級料亭とかじゃないですよ(笑)。車で行くこと、個室であることから、着物を着ても人目に触れなくて安心(??)ってんで着物でGO!夫子供は「何で食事しに行くだけで着物???」と驚くこと驚くこと。
 死ぬほど苦しくなって、帰りの車内で脱ぎまくった上七転八倒(<馬鹿?)。今となっては懐かしい思い出です。

 1年経って変わったのは、やっぱり着るのが早くなったこと、どこへでも一人で行けるようになったこと。相変わらず着付けは大して進歩せず、いつもブログアップ用の写真を見ながら落胆しています。(;_;)
 そして、ブログをはじめたお陰で、着物話できる人に不自由しなくなったこと!(笑) 身近に話の通じる人がいない趣味の場合、ネットって強いですね。

 さて、週一着物という目標はそんなに達成できてないですが(^^; いちおう2年目に突入する次年度、どうしようかな♪今年は、着物で旅行に初挑戦してみたいな!
posted by eribow at 23:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月10日

振袖デビューの思い出

 成人式にちなんで、振袖写真でもアップしようかと思ったけど、面倒なので後日。(^^; 代りに着物にまつわる思い出話でも‥。

 振袖って、着物好きになる大きなきっかけの1つだと思うなー。自分がそうだったから(笑)。
 漠然と浮き浮きした感じ。ま、普段大したお洒落もせず、高い服を買ってもらったこともない身に、数十万の衣服を纏えばそりゃドキドキもしますわな。魔法の力で舞踏会に来たシンデレラって感じ?(自爆)

 私の場合、七五三の着物がいまいち気に入らなかった、という体験が尾を引いていました。だって黄緑色ですよ。少女eriはピンクが着たかったのです。親の選択に落胆していました。
 だから、成人式は七五三のリベンジ。ピンクの着物が着たい。<成長してないじゃん(あははは)。

 成人式前にたまたま格安の日本(風?)舞踊教室にちょっとだけ通っていて、そこの先生に着物斡旋してもらいました。教室自体なんか変だったし、今思うと怪しい先生だったなー。「つてがあるから問屋価格で」と言われましたが、随分中間マージンぼったくってたんじゃないだろうか(疑惑)。
 素性に疑いは持っていましたが(笑)、今見るといい着物を選んで下さっていたことが分かります。私がイヤだったのは、けばけばしくて安っぽい着物。(振袖にけっこう多いですよね?!) 求めていたのは上記「女色」(笑)の着物。そんな私の気持ちを知ってか、セレクトして下さったのは、穏やかで優しい古典花柄の、薄紫と薄ピンクのもので、まさに理想です(感謝)。

 思想的には(笑)役所のお仕着せの成人式なんか好みじゃなかったですよ。でも、振袖作ったからには着たいじゃないですか。振袖を着るためだけに、成人式に行ったようなものです。ファッションショーかっ?!でもきっとそういう女子多し(確信)。
 卒業後ご縁のなかった高校のクラスメートにも結構出会いました。一人の男の子が、鳩が豆鉄砲食らったみたいにポカーンとして、「へえぇぇ、馬子にも衣装だね」と言ってくれた。何てこと言うんだよっ!(^^# でも口先で褒めるより何より、そのびっくりした態度が、嬉しかったよん(笑)。
posted by eribow at 23:54| Comment(4) | TrackBack(1) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月05日

着物好きのきっかけ

 着物好きにもいろんなパターン?があることがだんだん分かってきました。何故着物が好きなのか?という問いに「何となく」とか「やはり日本の伝統文化はいいと思って」など漠然とした理由を挙げる人は多いですが、よーーーく事情をきいてみると具体的きっかけがあるものなのです。
 かく言う自分自身も、どうして着物が好きになったのか、さっぱり分かりませんでした。でも最近、思い当たるフシが見えてきました。
 それは、生まれて初めて着物を着た七五三ではない。憧れを抱いて高価な振袖をまとった成人式でもないのです。

 1つ目は、中学3年生の、体育祭で例年の出し物となっている盆踊り。色気のないイモ中学生だった私が、初めて浴衣を身につけて「オンナとしての自分」を感じた。その時のときめきは、もしかして私の人生に決定的な跡を残しているのかもしれません。
(※私のどこかシャキっとした極妻志向?は浴衣スタートからかも)

 2つ目は、なけなしのバイト代をはたいてせっせと能楽堂に通っていた花の女子大生(そんな頃もあったんです)の頃、能楽堂のロビーで見かけた着物で悠然と煙草を吸っていたおばあさん。自分自身はノンスモーカーなのに、それがいよーにカッコよく見えたのだ。
 その職業婦人には見えない年配のご婦人の着物&喫煙姿は、のびのびとして自信と誇りに満ちていた。自分の意志で生きている威厳。年を重ねることで深まる重み。そのこなれた着物姿は、私が身の回りで見てきた大人の女性たちにないもので、新鮮な衝撃だった。
(※私の有閑マダム「風」への憧れはこの辺にあると思われ)

 3つ目は、ン年前のとある飲み会で出会った、普段着物をキメた子持ち女性。「どうして着物なんですか?」という素朴な質問に「オフタイムはいつも着物だから」というさらりとした答えに、まず驚愕。
 年齢は分からないけれど、お子さんは小学生だった。髪振り乱してアカンボ育てている真っ最中の私(でも飲み会には来てます 笑)にとっては子育て大先輩。しかもバツ一シングルマザー。もう、想像もつかないほどおっとな〜な雰囲気に満ちていた。ほっそりした体に、地味〜な着物が「ツウ」っぽく映った。
(※私の「居酒屋で手酌」モデルはここにあると思われ)

 いろんな人の体験談を聞いているうちに、女性にとっての着物の憧れは、どこか「大人のオンナ」との出会いにかかっているような気がした。(子供から見ての)成人女性。老婦人。熟女。‥etc.
 私はたまたま身近な親族に着物を着る人がいなかったけれども、いる場合は、その辺から入っていきそうだ。mizの「カッコいいおばあちゃん」の存在なんかもね。
 誰に憧れたのか、そのイメージは何だったか、その辺の違いで、目指す着物スタイルが変わってくるような気がする。私の好きな着物イメージが複数系統あるのも、このように異なったきっかけがあったからだと思う。
 ちょっと今後研究してみたいテーマだ。
posted by eribow at 23:56| Comment(0) | TrackBack(1) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年08月13日

着物ブログ開設のいきさつ

 友人からのメールに「今度会ったら、ブログ開設のいきさつなどもきかせてね」とあったので、ちょっと思い出してみました。
 私が無料着付教室に行き始めたのが去年の4月。mizが働く母仲間つながりの着物サークルに入ったのが去年の7月。(詳しくは「2人の着物歴」参照)そんな着始めて間もない私達が、今年7月22日に当ブログを開始するに至ったのは、考えてみれば随分急展開。 

kaminarimon 浅草雷門にて
 今年3月頃に週一着まくりを決意して以降、その元凶(笑)であるmizを誘い、2人で盛り上るも、mizは多忙な会社員だしお互い子供もいるし、なかなか都合がつかない。やっと「着物でお出かけ」企画が実現したのは4月末のことです。最初に行ったのは、浅草。6月に表参道。7月に銀座。‥って、何か月恒例の行事と化してる?(笑)
 7月頭の「お出かけ」の帰り道の電車の中で、「終わってしまったのが胸が締め付けられるほど寂しく、すでにもう次を心待ちにしている」自分に気づく。これって恋人とのデートみたいじゃないか?いろんなものにハマりやすく凝りやすいeriでありましたが、ここまでディープなのは滅多にない。大恋愛?(自爆)

 アイデアは次から次へとわいてきます。行きたい場所がいっぱい。もっとあそこに行きたかった、もっとゆっくり見たかった。ところが「着物着て何するの?」「着物なんて着てどこ行くの?行く所なんかないよ」という発言を何人もから聞いたのです。私はこんなに行って楽しい場所があるのに(憤)!
 その一方、「その辺にある和食のお店に行ってみよう」と思っていたのに案外見つからなかったり、帰り際になって和のお店がごちゃっとかたまってるエリアを発見して「ああ、そこに行けばよかった」と後悔したり。限られた時間ゆえ、こなれてない街歩きに欲求不満もつのりがちでした。

 そこで、着物の楽しさを語り、お出かけのガイドとなる本を作ろう、と思いついて話したら、mizが「本じゃなくって、共同ブログ作ってみない?」と持ちかけてきた。当初の主旨とはちょっと違うけど(笑)、まあやってみようか程度の気持ちでGOしました。
 そして決めて一週間ほどで、あっという間にスタートさせたのでした。
posted by eribow at 09:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月26日

mizuhoの着物歴3〜着るようになったのは

いや、そんな期待されても(苦笑)。
思い返しても、eriのように運命的な出会いもないんだよね。なんで着はじめたかとつらつら考えると、やっぱり昨年娘が2人とも小学生になって、余力ができたせいだと思う。いや、今だって仕事はわりと忙しいし、家事も育児もそれなりに手はかかるんだけど、保育園児と小学生両方抱えていた2年がかなり大変だったのでそれに慣れてしまい、なんだか体力・気力ともに余っている感じが・・・

そこで新しい出会いを求めて(女友達のね)、それまで参加はしてたけどアクティブじゃなかった、働く母の集うHPのオフ会に出るようになったんだよね。そこで着物同好会のようなのに誘われ、そろそろ着物もいいかもと入会したのが昨年7月。といっても着付けも忘れているので、浴衣から始めるか、と思って着始めたらeriからの誘いも来て盛り上がったというわけ。こっちも意外だったぞ(笑)。eriの着物姿なんて見たことなかったしさ。付きあい長くてもお互い知らない事って多いもんだね。

で、秋にその同好会で着付けを教えてもらえるオフ会があって、忘却の彼方だった着付け技術を少し取り戻し、普段着着物デビュー。着て歩くと課題も多くて、回数こなさないと駄目だと悟り、ことあるごとに着物でお出かけ。夏に「着物着る」宣言したら親戚からどさっと普段着着物が届き、結構かわいいので着たかったというのもあって。全国の働く母仲間が集まるお泊まりオフ会にも着物で参加。仙台の紅葉に着物が似合う〜と自己満足。ウールの普段着なんだけど(笑)。ただ友人の家に遊びにいくだけでも着物。着物つながりの友人も増え、今年春からeriと着物で街歩きも初め、ついにブログ開設、という次第。

まだ着始めて1年なので、初心者だよね。最初は汚すのが怖くてウール・綿専門だったけど、春になって銘仙が気に入り、この夏には夏着物にも手を出し・・・さあ、どこまでいくかねー。といっても私はお下がり専門なのであるものを工夫して着るだけなのだが・・・結局、なんで着るかというと、「そこに着物があったから」が一番大きいのかも。持ってなくて買うのだったら、絶対はまらなかった。そう、私は「実用的」なのだ(笑)。洋服のお出かけ着、もう買わなくていいもんねっ。

というわけで、着物歴はここまで。好き勝手おしゃべりモードに入りましょう〜。

【eribowのコメント】
 着物着る友達に誘われた。実家から大量に着物をもらえた。けっこう楽しかった。これだけかい(笑)。たしかにドラマないなぁ。

 でもほぼ同時期にスタートした理由、ちょっと分かった様な気がした。お互い、子供が小学生になって、ぽっこりと手が空いたんだよね。子供の年が近かった、というのが同じタイミングの原因かも。

>着て歩くと課題も多くて、回数こなさないと駄目だと悟り、

そうそう、習うより慣れろ、だよね。全然着なくなっちゃうか、どんどん着るようになるか、どっちかのような気がする。お互い、どんどん派になった、というわけですね。(祝)
posted by mizuho at 07:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月25日

eribowの着物歴3〜運命を変えた本

 こうしてみると、私の方はいろんな「つかみ」があったのに、mizの方はいまいち下地があったようには見えないねー。それが、今日のマニア度に高まったのは何故か?続きを期待(ワクワク)。
 そう、私は卒業式の袴スタイルは経験しなかった。興味もなかった。振袖への執着を考えると、随分温度差がある。不思議だね〜。

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 私と「着物人生」の運命の出会いは、昨年(2004年)春もまだ浅い頃のことです。きくちいま さんというイラストやエッセイを書く方の『着物がくれるとびきりの毎日』という本でした。
 表紙にかわいらしいイラストで、「着物で焼肉食べ放題もできるよ」「着物でビールもイケるよ」と描いてあって、目が釘付けに。ぱらぱらと紐解くと、「着物ってこんなに簡単だよ」「こんなに楽だよ」「お金なんかかからないよ」というメッセージのオンパレード。これが私の求めていた着物ライフだ!と気持ちに火が付きました。

 ちょうどそんな時、新聞に日本和装というところが主催している「4ヶ月間無料着付け教室」の広告が。かつて挫折した体験があるので、「無料ならもう一度やってみよう」「4ヶ月という短期間なら続くかも」と速攻で申し込み。週1回の教室に通うことにしてみたの。
 最初のクラスの自己紹介で、着付は何回か挫折してます、というようなことを言ったら、先生は「じゃあ、今回で最後にしましょうね」とサラリと言って、これが結構ガーン(笑)。「今度こそ身につくまで頑張るぞ」と決意したのでした。念願の帯が何とか結べるようになった時は、感動でした(うるうる)。
 図書館の本に、無料教室、実家に眠っていた古着。初期投資はほぼゼロ。もう最初っから「お金かけない」着物遊びでしたね。(苦笑)

 その(2004年)夏、mizと浴衣を着まくり。誘っても乗ってくれる友達がほとんどいなかったので、とっても貴重でした。そこからmizと私の「着物友達ライフ」はスタートしたのよね。
 まさかmizがこれほどはまってくれるとは思いがけなかった。振袖の件でわかるように、mizのイメージは「実用的」。着物に冷たそう(笑)だったよ。

 夏が終わると着なくなってしまいました。半年が過ぎた頃、mizが「この頃、おでかけは基本着物で行くよ」「旅行にも着て行ったよ」と言うじゃありませんか。い、いつの間に!(焦)たちまちライバル意識メラメラ(爆)。週1を目標に着まくることにしたのです。
 最初は2時間以上かかっていた着付け(爆)も、すっかり短縮しました。慣れれば慣れるほど楽になっていくのを実感!

 そして、今やすっかり着物生活オタクに。とうとうHPまで作ってみることになったのでした。ちゃんちゃん。
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mizuhoの着物歴2〜憧れるも着られず、の時代

ではでは、eriに習って、成人式以降、はまるまでの話を。

大学時代はずーっと学生演劇にはまりっぱなしだったので、着物との縁、全くなかったなあ。唯一着たのは卒業式の袴。一浪したせいで妹と卒業年度が同じになり(笑)、2人いるから袴買おうということになり、なんとなく着ることに。ピンクの着物に紺の袴で、自分でいうのもなんだが似合った! 童顔なので「七五三」とも言われたけど、周囲の受けもよく、私って着物似合うんだ、と確信。・・・ただこのとき、雨に降られちゃいまして。親戚のお下がりで気に入ってた美しいピンクの着物に雨の染みがぽつぽつと(涙)。「着物着るってなんか大変」という印象になってしまって、似合うからまた着よう、という流れにはならなかったのだ。

会社員になってからは超多忙になってしまい、着物どころじゃなくなり・・・ただ、eriと共通の友人が着付けはじめて、練習で着せてもらったりしたことはあった気がする。あと、どういうわけか思い立って、夏休みの一週間使って浴衣縫い上げたこともあったな。母は和裁もできるので教わって、結構ちゃんとできた。できたので、そのあと何度か自作浴衣は着てた。ただ、適当な着付けで結び帯専門。っていうか、それが普通だと思ってたし。店で売ってる浴衣セットも、結び帯ばかり目に付くよね。

初めて着付けを習ったのは、最初の娘が生まれて育児休暇中。ずっと仕事漬けの日々だったので、長期休みに舞い上がり、こんな機会はあんまりない! といろんなことに手を出したんだけど(パソコン通信、保育士資格取得・・・)、新聞折り込みの着付け教室のチラシにも目がとまって、この際やってみるか、と。格安だったし。月2500円くらいだったかな? 3ヶ月でひととおりという感じでそれを2回、半年通った。一応、今の着付け技術(?)のベースはここにあるんじゃないかと思う。でもまあ、それから10年近くたつのでほとんど忘れているのだけど・・・で、着られるようになったから着るようになったかというとそうでもなく、1年の育児休暇が終わると怒濤のワーキングマザー生活が始まるわけで、やっぱり着物どころじゃない日々に戻っていくのであった。

(やっぱりつづく。しかし2人とも長文すぎないか?)
posted by mizuho at 20:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月24日

eribowの着物歴2〜憧れるも着られず、の時代

「着物の似合うおばあさん」に憧れてたとは知らなかった。>miz デート?フフフ、評判の悪かったI先輩よ♪今となっては微笑ましい思い出です(遠い目)。

 さてさて、田舎の進学校(mizと同じだ 笑)で鬱屈した高校時代を送った私は、大学生になり、何でもトライしようと張り切ってました。
 たまたま知り合った方が踊りの教室を持っているときいて、一も二もなく習うことに。月謝も3000円くらいだったかな、異様に安かったし。
 しかし、今思うとなんか変だったんだよねー。踊った曲は大川栄作の『さざんかの宿』(大爆)。女子大生が不倫の演歌かよっ!踊りもなんだかクネクネ。あれは何だったんでしょう???ラメっぽい紫色の衣装とけばけばしい緑色の帯を誂え、公民館かなんかで発表会をしました。その時、簡単に着付を教わったはずなんですが、記憶ありません。あまりに変なのと、教室が遠かったので、それきりになっちゃった。

能『胡蝶』 『胡蝶』 (平凡社カラー新書55 能のデザイン p.89より)
 また、それまで縁のなかった和の文化にも触れてみた。
 初めて見たお能は『胡蝶』という「美しい蝶の精が舞い踊る」のが見所の夢幻劇。暗闇にほのかに浮かび上がる金襴の衣装、たうとうような時間の流れに、陶酔。ついでに爆睡(爆笑)。「お能っていいなあ」「能装束って美しいなあ」とハマり、随分見に行きました。お着物で鑑賞するハイソっぽいおば様方にも、心密かに憧れを抱いたりした。
 能楽堂や歌舞伎座に、古い着物を引っ張り出して時々着ました。作り帯があったので、そればっか使用してました。着物は2,3枚あったのに、いつも同じのヨレヨレの作り帯がだんだんイヤになり、「帯が結べなくちゃ着物を着れるとは言えないなぁ」と悔しかった。

 着付け教室も行ってみたのよ。でも帯結びに至る前に挫折しました。意味ないじゃん(涙)。

 結婚してすぐ子供が生まれ、しばらく着物から遠ざかったけど、その中で2つの印象的な出会いがあります。

 1つは、居酒屋でのオフ会に着物を着てきた女性。ちょっと年上で娘のいる母。素人目にも普段着と分かる、茶系の絣(時代劇に出てくる田舎娘みたいなの 笑)が、実に粋に写りました。手酌で日本酒やってるのが、似合う似合う(笑)。
 「プライベートはほとんど着物」とのこと。「うわぁ、私もこんな風に着物を着てみたいな」「うーむ、いつかは着物で居酒屋に!」という憧れが刷り込まれました。

 もう1つは、十ン年ぶりの高校の同窓会。その中に一人だけ和服の人が。明るい黄色系?の訪問着?で、とーーーっても綺麗でした。高校時代はまじめで、ひっつめ髪でいつもガリガリ勉強してる、という印象の人。それが、すっかり垢抜けてマダムの風格を漂わせて登場したのには驚きました。こんなこと言っては失礼かもしれませんが、正に「アヒルの子が白鳥に」なったみたいでした。「女は化けるなあ」「着物ってすごいなあ」と思いましたよ。

(つづく)
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2005年07月23日

mizuhoの着物歴1〜成人式まで

そうそう、最初の着物ってやっぱり七五三だよね。私の場合も最初の記憶は七五三の着物。ただ、お参りに行った記憶ではなくて、親戚の結婚式で七五三用の着物を着せられ、駄々をこねていたという情けない記憶。あのときの気分というのは今も鮮明に残っていて、なんというかね、きれいに着せられて嬉しかったのに照れくさかったのね。あと覚えているのは、年子の妹が自分も着たいとごねて、困った親が私の着物の長襦袢を着せてお茶をにごしたこと(笑)。でもね、その長襦袢がすっごくきれいなピンクで、子どもなもんだから、そっちの方がいい! と密かに思ってたのでした。なんでこんなこと、こと細かに覚えているのかなあ。

浴衣は子どもの頃からちょこちょこ着てました。なんとなく嬉しい気分になった記憶はある。でも、デートで、ってのは一回もないなあ(高一でデート?! 聞いてないぞ>eri)。
そして成人式。私は着ませんでした。「親に高い金出させて、自分で着られもしない着物着て成人の祝いなんてかっこわるい」って本気で思っていたもんで。あーあまのじゃく。でも今考えると、親は着て欲しかったんじゃないかと思う。娘を持ってみて初めてわかったよ。申し訳なかった・・・結婚式もしなかったしさ(懺悔モード)。
でも、翌年妹の成人式の時、着物着ようということになったら、親戚から振り袖のお下がりがやってきた。だもんで、せっかくだからと一年遅れで私も振り袖着て、スナップ写真だけとりました。若草色のとってもきれいな着物。買ったんじゃなくて、お下がりだったことがなぜかとっても好ましく思えたの。「着物は受け継がれる」ということを実感した最初の記憶かな。

実は、母の実家はもと呉服屋。私の赤ん坊の頃の写真をみると、母は着物着てるんだよね。「実際の母が着物着ていた記憶」はないけど、何か刷り込まれていたのかも。たまに母と服の整理をしたりすると、ウールの着物なんかがひょっこり出てきたり、ということもあったし。どういうわけか、十代の頃から「着物の似合うおばあちゃんになりたい」と思っていた私でした。でも、実際には着付けもできないまま日々はすぎていくんだけどね・・・

(つづく)
posted by mizuho at 22:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

eribowの着物歴1〜七五三から振袖まで

 わーい、初の共同ブログです(どきどき)。まずは、お互いの「着物歴」を語ってみましょう!

 初めて着物を着た記憶は、小学校1年の初詣(おそらく七五三で買ったと思われ)。「トイレに行くのが大変だった」と正直な感想を作文に書いたら、普段やかましく口出ししない母が珍しく「そういうことを書くのはよしなさい」と注意したのをよく覚えています(笑)。

 次の着物体験は、中学校3年生。毎年体育祭で盆踊りを踊ることになっていたのですよ。田舎の親戚から頂いた、古典的な紺の浴衣。「ちょっと大人」気分が面映かったものです。
 この浴衣は、高校1年の時「生まれて初めてのデート」に活躍しました。「憧れの先輩」と近所の神社のお祭りに行ったのよ♪手をつないだだけだったけどね。(笑)

 それから、成人式。親も「着てほしい」とはちっとも言わなかったのに、不思議と振袖には憧れが。親心につけこみ、一生ものだと自分に言い聞かせて(ヨメ行ったら袖切って使うつもり)、たっかーいの買ってもらいました。選びに選んだ「こんな着物が着たかった」薄紫とピンクの古典柄です。その後、友達の結婚式と、自分の結婚式で着ました。

 こうやって書いてみると、平凡に一通り、って感じだね。(^^;

 母親は、お洒落心もゼロ(涙)で、着物なんか一度も着たの見たことありません。だから、着物に関して全然母の影響を受けていないの。私が着物に興味を示すと、「へえ、今時着物?」「面倒くさいのにえらいわねえ」といつも感心してました。

(つづく)
posted by eribow at 06:03| Comment(0) | TrackBack(1) | 2人の着物歴 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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