2006年08月03日

初心者が着物を購入する際のポイント

 題名はエラそうですが(笑)。着物歴約1年、多少の試行錯誤を重ねて「経験者」になりつつ、まだまだ「初心者」気分丸出し、という両方にまたがっている所。1年、2年前の「どうやって選んだらいいんだろう?」という迷いと混乱の気持ちを思い出しつつ、ここらでちょいと私の考えを書き付けてみようかな、と思い立ちました。

1.高級呉服店にいきなり一人で行かない

 いい店も、中にはあると思います。でも私自身がとてもいやーな思いをしたし、類似の話は山ほど耳にしましたので、避けるべきポイントの筆頭に揚げたいと思います。初心者の無知をいいことに、巧みな営業テクニックを駆使しまくって「売りつけられる」危険大です。
 守ってくれる頼りになる連れと一緒、または十分な基礎知識を身につけてから、行くことをお勧めします。駅ビルやデパートにテナントで入っているチェーン店はさほどしつこくなく、リサイクル着物屋はもっとあっさりです。

2.何のために着るのかを明確にしておく

 最初の最初の頃、お店の人や着付けの先生に相談をすると、まず「何の目的で着るのか」を必ず質問されるので、「?」でした。だって、洋服を買うときに「何の目的か」なんて聞かれないですものね。
 でも、今はその趣旨がよく分かります。着物は、用途によって選ぶものが全然違ってしまいますから。
 もし漠然としているのなら、「お友達と浅草に行ってみたい」など、まずやってみたいことを1つか2つ挙げられるようにしておくと、「あ、このジャンルの着物ね」と分かってもらえます。

3.洋服と違う色彩センスに注目

 薄い色はフォーマル vs. 濃い色はカジュアル、弱いコントラストは上品 vs. 強いコントラストはくだけた、という対比は、洋服にないセンスなので、当初まったく分かりませんでした。最初から洋服と和服のセンスの違いを理解するのは不可能ですが、この辺の基本セオリーは頭の片隅に入れておいていいかも。
 特に、関東方面の女性は、はっきりした暗い色=カッコいい と思いがちな傾向があるので、着物の「上品」が分かりにくいかも。

4.価格帯を知る

 骨董市の相場は数百〜数千円、リサイクル着物屋は数千円〜数万円、呉服屋の相場は十数万〜数十万。この数字を念頭に、自分の予算はいくらか決めておくと、絞りやすいでしょう。
 ちなみに、私の予算は「月1万以内」。どこでどんな着物を買うかは、もうお分かりですよね(笑)。

5.すでに手持ちがある場合は、組み合わせを考える

 この帯に合う着物、この着物に合う帯、と考えて買えば、使い回しも何倍にもなります。お店の人に、こういう着物/帯を持っています、と話すと選びやすい。実物を持っていくとさらによい。

6.いいお店を選ぶ

 1.ともつながりますが、ネットにせよ実店舗にせよ、いいお店を選んでしまうと着物選びはぐっとラクです。人の評判を頼りにする、本で紹介されていた店を選ぶ、何軒も足を運んでその中から決める、など、選び方もいろいろです。

 細かいことは他にも一杯あるけど、暑いのでこの辺で(注:冷房入ってません‥)
posted by eribow at 13:30| Comment(7) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月01日

「浴衣=離乳食」説

 浴衣の季節になると、「私の着物ライフは、浴衣から始まったんだよな〜」と感慨深いです。
 見回してみると、「初めての着物は浴衣」という人がとても多い。そりゃ、浴衣は入手するのも着るのも一番簡単だものね。‥と考えたところで、ふと気がついた。とっつき易い‥受け入れ易い‥まず最初に‥それって、「離乳食」では?!

 生物としての人間が、まっとうな大人の食事に至るには、離乳食の段階を経ます。アカンボ育児の基礎知識をちょっと述べますと、離乳食は「ドロドロ期」「モグモグ期」「カミカミ期」というステップを踏みます。
 着物ライフで言えば、浴衣に作り帯や兵児帯は、一番とっつきやすくチョロいという点で、ほとんどポタージュスープ状のドロドロ期に相当。自分で半幅を結ぶようになれば、固形物が混じり始めたモグモグ期。さらに、半襟をつけてみたり、帯締めで遊んだりするようになれば、歯ごたえのある食べ物にだいぶ近づいたカミカミ期。そして襦袢を着るようになったら、浴衣は卒業して「一般的な着物」=「普通の食事」に至ります。
 浴衣を着ると「やっぱり着物を着てみたい」という欲が出てきたりします。離乳食を食べられるようになったら、大人の食事もしてみたくなるものです。

 なかなか着付け、着こなしできない礼装は、ローストビーフなど味も硬さも消化しにくさもお子ちゃまには無理なごちそう系。準礼装、袋帯で二重太鼓は、そこまでは行かないけどやっぱりお腹が弱いうちはやめた方が無難な、ヘビーな揚げ物や生魚。くだけた小紋やフツーの紬は、ご飯やパンや麺の世界になってくるのでしょうね。
 私(や、着物好きの一部)があまり快く受け入れていない甚平や作務衣は、この例えで言うと、離乳食以下、ミルクかしら(苦笑)。確かにね、大雑把に言えば食物(=和服)ですよ。でも、少なくとも「食事の楽しみ、快楽」はごそっと抜け落ちています。
 洋服はさらに「食事」から遠ざかって、ジュース、清涼飲料。着物をリサイクルして作った洋服は、味は食事でも固形物ではない宇宙食あたりかしら(爆)。 

 そうすると、「着付け」とは、「咀嚼」に該当するのだと思えてきます。噛まなければ、咀嚼力はつきません。着なければ、着付けはできるようにならないのです。
 そして、着付け(=咀嚼)ができるようになった暁には、甚平や浴衣(=ミルクや離乳食)しか知らなかった段階とは比べ物にならないくらい広く深い世界が広がっているのです。
 離乳食っぽい食べ物(お粥とかゼリーとか)を、大人も美味しく食べることもあるように、浴衣は浴衣で、好きで楽しみたい、というのもずっと続きますけどね。

 「浴衣シーズン=ビアガーデン・シーズン」説、「着物=恋人」説など、思いつきのたとえ話をいろいろ理論化してきた私です(^^; 新説はいかがでしょう?(笑)
posted by eribow at 01:09| Comment(3) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月29日

今日は隅田川の花火

頃は夕暮れ、浴衣の女の子がぼちぼち目立ちはじめました。勝負デートの日です。
 地元のお祭り(中高生中心)よりは年令高め。でも十分若くてかわいい子達です。柄ゆきもピンクや黄色だけでなく、水色や薄紫など落ち着きつつ明るいセレクトもちらほら。
 でもほとんど作り帯ね!←自分で結べるといばりたい
 隅田川の花火大会は10年以上前に行って、懲りたので以後行ってませんが、やっぱり混んでるんでしょうね(遠い目)
 今日はたぶん一年で一番和装の人が多い日だと思います。ビバ日本の夏!
(携帯からのUPです。)
posted by eribow at 17:59| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

「高い女」に見える

ある男性向け雑誌のコラムにて。キャバクラ嬢が着物でご接待してくれたというできごとを書いたくだりで、「着物着ているだけで、高い女に見えるから不思議」というコメント。小さな記事の、ほぼつぶやきに近い一言に、「へえ〜」と一人反応してしまいました。(^^;

この頃、おうち着物や手作り着物の話題に頭が向きがちで忘れていたけれど、私の着物好きの根底に潜む「着物憧憬」「着物ロマン」を久々に思い出しました。以前書いた「着物を着ると美人に見える」という発想と近いわね。
 確かに現代の和服は着る人の「格を上げる」効果があると思います。じゃあ「格」って何だよ、と聞かれると、携帯アップの限界で書けませんが(苦笑)、おそらく平常着物に全く縁も関心もないと思しき男性ライターと、着物中毒症の中年女性の私の気持ちがすっと一致したことをみると、割に広く共有されている感覚なのかな、という気がします。
 文字で書いてしまうと情けなく恥ずかしいけれども、「高い女」に見られたいという気持ちは確かにどこかにあって、着物の持つ魔力がそれを実現してくれているのも、直感的に知っていた気がする。

 背筋が伸びる。ほんの少しでも所作に優雅を意識する。そして、どんなに無意識に沈んでも「人に見られる」緊張感をどこかに持つ。現代和服が引き起こすそんな効果が、「格の高い」イメージを作ってくれているのでしょう。
 「人目を気にしない」「緊張感がない」とは、おばさんの証。「高ぶった」女もイヤミでやだけど、ほうっておけば重力の法則に従って際限なく低きに流れるのは、体のおニクも精神も同じ、ちょっとは着物効果を借りて、「高い女」を目指したいものです。
(携帯から長文入力疲れた〜汗)
posted by eribow at 10:09| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月01日

THE 鉄腕DASH!で染め織りに感動

 我が家で、唯一欠かさずみているTV番組、それは日テレの「THE 鉄腕DASH!」だ。中でも「DASH村」の企画はスタートした頃から一家ではまっている。

 先週日曜、この枠で染め織りのネタが出た。村の旗づくりというやつ。旗をつくる、といっても布を切って・・・ではない。なんと、綿花を植えるところから始まって糸をつむぎ、機織をするのだ。しかも、紅花、藍、キハダを使って赤・青・黄色の3色を染めるのだけど、紅花と藍の種をまくところから始める。うわ、そこまでやるか、という感じ。長く続いている人気番組ならではの贅沢な企画だ。

 藍染体験はしたことがあるけど、それはすでに「染料」となった藍だった。植物としての藍にじっくりみとれた。そして藍に増して手のかかる紅花染めの美しさ。ああ生で見てみたい・・・うっとり楽しい時間だった。機織もいいなあ。いつかやってみたい。

 上記リンクに詳細な写真があるので、見逃した方は「旗づくり」のところをぜひチェックしてね!
posted by mizuho at 22:14| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月26日

浴衣は夏のお洒落定番!

 もう売り場はすっかり浴衣一色になってきましたね〜♪呉服屋は勿論、洋服屋、デパートの催事場、格安路線洋品店、お馴染みのユニクロまで、百花繚乱!わくわくしますね〜
昨年の浴衣姿
昨年の浴衣姿
 一昨年の夏、mizを誘って浴衣を着まくった(4回だったかな?)のが、私の着物ライフの端緒でした。昨年夏はこのブログをスタートさせ、3枚の浴衣と2本の帯で6パターン達成しました。
 今年は浴衣4枚に増え、半幅帯も増え、何をどう着て、どこへ行こうか楽しみ〜♪

 浴衣は、お洒落な若い女の子の間ですっかり「夏の勝負服」になってることを感じさせます。雑誌には「1枚目浴衣VS2枚目浴衣」なんていう特集が組まれてたりしてね。
 男物は数少ないとはいえ、高価格帯に多いことを見ると「お洒落な男の子はデートで浴衣を着る」という傾向が仄見えます。

 この調子で今年もぐんぐん伸びていってほしいものです(鼻息)>浴衣
posted by eribow at 21:37| Comment(2) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月19日

お出かけ着物vs毎日着物

 週一着物ライフを目指すようになって1年。ネット上でたくさんの着物好きさんたちにめぐり合って、驚くことはいろいろありました。その中でも「毎日着物を着る」「家で着る」人がこんなに沢山いたということは正直びっくりしています。
 呉服屋さんとか着物の先生など必然性のある職業の方、あるいは作家やイラストレーターなど基本自宅仕事でアート性の高い職業の方くらいしかイメージを持っていなかった。それ以外の職業の人で「好きだから」日常に着るというスタイルは、全く想定外。
 まあ、「磯野フネ」人気に含まれる日常着としての着物への憧れは私も漠然と持っていたけど‥まさかそこまで本気な人がこんなにいるとは?!

 顧みるに、私の着物への憧れは、ずっとずっと「お出かけ着」としての着物だったことが分かります。
 着物ライフを勧める著書の中で、「着物を着るようになるとどんないいことがあるか」列挙するところで、「レストランやお店での待遇が明らかによい」という点が挙げられていることがあります。フンフン、そうだろうな〜と納得して憧れを強めた私。そこには「暮らす着物」という発想は抜け落ちています。
 それはやはり、高価な着物を主とする旧来の着物業界がらみの着付教室に通ったという事情が大きいんだろうなあ。「伝統工芸品、一流の本物を身につけることは素晴らしい」という思想を刷り込まれると、「自分が楽に」「家で日常的に」にはなりにくい。(まあ長年身につけ続けていれば最終的にそこに至る方もいるようだけど‥)
 それに、譲られた母の着物も「勝負服」だったものなあ。一つ紋の色無地。華やかなお嬢さんぽい江戸小紋。金の刺繍の入った中振袖。オレンジの金糸袋帯に、黒地に紅葉のドハデ名古屋に、銀糸の付け帯。家でくつろげないよ〜(苦笑)。

 「見られる衣装」として着物を捉えていた私にとって、「人目に触れる」ことを前提としないお家着物は、不思議でした。それが、これだけ身近に増え、mizがその道に驀進しつつあるのを見て、「そういう着物ライフもありなんだな」と認識新たです。
 着物は、着れば着るほど、ラクで楽しくなってくるのよね。「お出かけ着物」が主眼の私だけど、「毎日着物」の効果にもちょっと惹かれるかも。
posted by eribow at 11:17| Comment(8) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月16日

伊右衛門CMにみる和服への憧れ

なぜ伊右衛門は売れたのか 書店で『なぜ、伊右衛門は売れたのか。』という本が平積みされていたので、ちょっと手にとって読んでみました。着物が登場するCMやポスターにはつい目が行ってしまう私ですが、この緑茶のCMほど「和服」「和文化」を全面に、主軸に打ち出し、成功を収めているものはない。ので特に注目し、大好きだったものです。
 思わずサントリーの伊右衛門HPクリックしてCM見まくっちゃいましたよ(苦笑)。

 大成功の理由は、第一に配役でしょう。凛々しい若侍風(ほんとはお茶商人なんだけど)のモッくんに、しとやかで母性的な妻役の宮沢りえ。宮沢りえは、林真理子もかつて著書で「これからの着物のイメージリーダーになってほしい人」として挙げていたし、圧倒的な似合いっぷりに異論はないよねー。彼女って観音様風なのよね。それに対抗できる男性のイメージリーダーは思い浮かばなかったんだけど、歌舞伎役者とかでなくモッくんを充てたのはびっくりしつつハマってました。
 このCMが私達の時代の深層心理を直撃したから、ここまでの大ヒットになったと、私は確信しています
 多くの一般人の「着物を着てみたい」という思いの具体的な先に、この2人の姿があるように思うのですが、いかがでしょうか。簡素で、みずみずしくて、肩の力が抜けて、細やかで‥そんなイメージ。「和」ものや「和っぽい」ものはそこそこ流行っていますが、もっと潜在意識にある「和」の美をビジュアル化したことがすごいと思うのです。

 「和」CMの先駆に、JR東海の「そうだ、京都行こう」があります。同じ所を突いており、雰囲気作りも似ています。でも、伊右衛門CMが決定的に違ったのは、そこに「人」が登場していること。JRでは、「風景」があり「それを見ている私」は現れない。ところが、伊右衛門に登場する2人は、「和の暮らしを営む自分自身」を描いたものなのです。
 「風景」への憧れから始まって、「その中で生きる私」にまで「和」への憧れが高まってきたことに注目させられます。

 男性なら「こんなに美人で自分のことを分かってくれる嫁さんが優しくそばにいてくれるなんていいな」と思うだろうし、女性なら「こんなカッコよくて誠実なオトコが自分を見つめて大切にしてくれたら素敵だな」と思うように作ってあるよね(笑)。夫婦がこんなだったら、毎日生きているのが楽しいだろうなあ(しみじみ)。
 そしてその2人の姿は和服。夫婦で、カップルで、「伊右衛門ごっこ」でもできるといいねー(笑) p.s.異性のお好み、夫婦観は人それぞれでしょうけどねA(^^;
posted by eribow at 11:27| Comment(4) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月15日

浴衣で家事をする

 今日は「県民の日」で学校が休みだったので、私も休みをとって家にいた。子どもと遊びに外に出るときは着替えたけど、半日浴衣生活。なかなか快適。

家事スタイル.jpg 当然家事も浴衣でする。袖は腰紐でたすきがけ。実は、「たすきがけ」の方法をよくわかってなかったのでネットで調べてやってみる。いろいろパターンがあるのね。弓道でやる、袖をきっちり固定するやり方を習得したかったのだが、どうもよくわからず挫折。普通のたすきがけは簡単だったのでとりあえずそれをして、台所に立つときは袖の余ったところを帯の後ろにつっこむ。

 浴衣は多少汚れても洗えばいいけど、帯は正絹なので、てぬぐいでカバー。単に帯の前にはさんでいるだけなんだけど、これで十分。ちょっと手がぬれたときに拭うのにも便利で、まさに「手ぬぐい」的な使い方だ。

 たすきがけ姿は、なぜか子どもにウケがいい。ものめずらしいのか? 時代劇みたいなのかな。やっている本人は、なんだか気持ちがしゃっきりして「家事モード」になる。はちまきみたいな効果?

 

posted by mizuho at 20:44| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

浴衣生活、始める

 なかなかできなかった衣替えをなんとか片付け、夏の着物&浴衣をすぐに出せるところに持ってきた。で、「家では浴衣」生活をしてみることに。

 家で着物を着たい、というのはずっと考えていた。現状、着物を着るのは「プライベートなお出かけ」限定になってしまっている。お出かけのときは基本着物とはいえ、ここんとこ「お出かけ」そのものが減っていて、なかなか着られない。

 仕事で着られない、という話は別にするとして、もっと着たいと思うと、やっぱり「家」なのだ。将来的には着物だけで暮らしたいし、好きな着物はカジュアル路線。これはやっぱり家で着たい。で、なんでなかなか踏み切れないかというと、帰宅してから寝るまでの間に「着替える」という時間をとりにくいためだ。これがスーツとかで仕事してるなら着替えるんだろうけど、私の場合は家で着ている服と仕事着が同じレベルだからなあ。

おうちで浴衣.jpg でも浴衣なら、5分あれば着替えられる。風呂に入っても、そのあと着ていられる。手持ちを並べてみて、とりあえず写真の1枚を家用におろすことにした。寝巻きっぽいので、昨年一度も着なかったやつ。

 この浴衣は前にも書いたけど、私が高校生時代、反物をお小遣いで衝動買いし、妹が家庭科の実習で仕立てたものだ。母は反物をみて、おばあちゃんみたいな地味な柄だ、といってたのだが、私としては紺×白の組み合わせが美しいと思った。ちょっと藍染みたいな色。確か五千円弱だったから、当然プリントだと思うけど。

 今見ると結構ちゃんと縫えていて(母が手伝ったのかも)、サイズもぴったり、すごく着心地がいい。背中にさらしの汗取り? がついている。今日は蒸し暑いので、下着も補正もなしで直接肌に着たのだが、それが気持ちいい。伊達締めも使わず、ゆったり紐2本で着付け、帯はかるた結び。らくちん。浴衣って本来こうなのかも〜!
posted by mizuho at 21:46| Comment(4) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

完璧主義が着物を阻む

 「そんなみっともない格好するくらいだったら、着物着ない方がまし、っていう若い子もいるわよ」‥着物よもやま話をしていた時の、バイト仲間のおばさま(推定50代、幼稚園児の孫あり)の一言です。「私も古いからね、頭固いのよ。こういうのがきれい、っていうのが頭にあって、そうでないのはどうもねえ。」とも。
 昔の着物はいくらかお持ちだそうなので、「着ないんですか?」「一緒に鎌倉とか行きましょうよ♪」などと誘ってみたのですが、「イヤー着ないわよ(笑)」とあっさりかわされた。
 これには、いろいろ考えさせられました。

 何故日本人は和服を着なくなったのか?折に触れ考え続けていることですが、ここに理由の一つが含まれているような気がしました。
 和服は美しくなくてはいけない‥まあ、私もそう思わなくはないですが(苦笑)、それが「呪縛」となるほどの強さを持ってしまう、それが和服衰退の道を作ったのでは?着物を着るなら、中途半端な美意識では許されない、じゃあ着るのやめよー、となるのでは?

 日本人の欠点の一つに、強すぎる完璧主義があるとよく言われます。そのよい側面として、比類のない高品質の工業製品を生んだとも言えます。が、楽に流れることを許さない、レベルを下げることを良しとしない、そんな気高さが、自国の文化を衰退させる一因になってしまったのは皮肉なことです。着物を愛好する人ならば、この現実から目をそむけてはならないと思うなー。
 私はしばしば「うわぁ、こんな着付けでいいんかなあ」と思いながら外に出ています。「うわぁ、こんな着こなしの写真を人目に晒すんかいなあ」と思いながらブログアップしています。もう冷や汗連続。でも、文章ではわざとそんな自分を茶化したり、あるいは黙ってたり(笑)して平気を装ってる。それは、そんな美しき完璧主義に楔(くさび)を打ち込みたい、という思いがあるからではないか。
 私の思いはただ一つ、着物文化を楽しく当たり前のものとしたい。苦しくて特殊なものであってほしくないのです。

 私は「着ないより着る方がまし」と思って着ていきたいな!(^O^)/
posted by eribow at 10:18| Comment(10) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月13日

きのこ帯?

 帯フェチ?との噂も自覚症状もある私。「変な帯」があると気になってしょーがない今日この頃です。
 四角いお太鼓を「キャンバス」として「絵」が描いてあるものが好き。そゆのが洒落帯として分節化されて以降、より一層気になるようになりました。
 特に、花鳥風月ではなく、ちょっと奇妙な図柄がイイ。これまでの経験則からすると、どうも鳥、虫、魚、野菜あたりにハマるようです。人(童子、十二単姿など)、楽器(笛、鼓など)、乗り物(舟、牛車など)、道具(茶器、香炉など)もグー♪

きのこ柄シャツ そんな感性に育って(?)しまった私、こんなモノを買ってしまいました。濃ピンク地に大胆なきのこ柄のカットソー。赤いきのこのインパクト大ですね。駅ビルの洋服屋にて、1,000円。通りすがりに一目惚れ、即決です。
 絶対変(^^; と思って買いました。案の定、「何これー?」「気持ち悪い」「メルヘン」「毒きのこ?」とつかみは上々(笑)。ウケ狙いかよ>自分 イマドキの言葉で言えば「キモかわいい」かなぁ?!

きのこ柄シャツ裏
 そしてまた面白いのが、質感。きのこの赤い笠の部分だけ、刺繍なのです(@_@; それもちょっと帯っぽい感じにつながっているような気がする。
 しかし、この部分刺繍、随分凝ってるような?やりかけて途中で止めたような?(^^;

 こんな帯があったら、絶対買っているような気がする。A(-_-;
posted by eribow at 21:33| Comment(5) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月26日

着物着れると、人生変わる

 昨日の国立科学博物館のナスカ展、独りでふらりと行きました。それはもう、感慨深いものがありました。
 2年前は、帯が結べないために着物が着られなかったのです。1年前は、一人だと恥ずかしすぎて、着物を着て出かけられなかったのです。それが今では「気が向いたら」「大した理由もなく」一人で着て、一人で出かけることも、できるようになりました。

 たかが衣服ですが、着物を着られる/着られないの差は巨大です。極端な言い方をすれば、着物を着て出かけられるというのは、人生まったく違うのです。まるで、人生が2倍になったかのようです。私はね。
 その驚くべき実感、目の前に開けた世界に対する興奮を、誰かに伝えたくてたまらないから、私はこうしてブログを書いているのかもしれません。
posted by eribow at 11:54| Comment(4) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月20日

着物の意外性

 勤めて半年ほどになるバイト先のバイト仲間とお昼を食べていて、初めて「着物が趣味なんだ〜」と話したら、「へぇ〜〜〜〜意外!!!」とすんごくびっくりされました。そんなにびっくりされて、私の方がびっくり(苦笑)。

 私の一般的なイメージは、活動的。言い方を変えればおしとやかじゃない?(^^; だから、今までいろんな人にびっくりされてきたけど、理解できなくもないです。特にバイトは、制服の黒いTシャツとジーンズスタイルなので、スポーティーな姿しか目に入らないし。
 でも最初の衝撃が去ると、大抵の人はホメに回ってくれます。単純に着物がステキっていう思いだけでなく、私の意外な魅力を感じてくれるようです。つまり、ギャップがポイントね(笑)。

 実は同時に、別のバイト仲間がやはり着物好きということを知って、私もすごくびっくりした(笑)。なぜかというと、彼女はヘビースモーカーでハスキーな低音ボイス、趣味はダイビングでよく日焼けして、性格は気風のいい姉御タイプ。穴の開いたジーンズをカッコよく着こし、大ぶりのアクセサリーをじゃらりと身につけ、やはり大和撫子には見えない(笑)。思わず、「へぇ〜〜〜〜意外!!!」と叫んでました(^^;
 で、そうやって他人を見ると、「いかにも着物を着そう」じゃない方が、着物の魅力度がUPするのかな、なんて(えへ)。男女共に、意外性や多面性があった方が、人間面白いと思いません?!
 だから私は、自分が着物にハマってしまったこと、人に「意外に思われる」ことが、ちょっとばかり気に入っています。

 ダイバーの彼女とは、そのうち着物話して、一緒に着物遊びしたいな♪
posted by eribow at 01:15| Comment(7) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

浴衣と綿着物

 着物ブームの立役者とも言える、浴衣。今年も、GW明けて、呉服屋、リサイクル着物屋の店頭はすでに浴衣がてんこ盛りです。ここ2、3年の浴衣の台頭は破竹の勢いですね。
一昨年(2004年) ユニクロの浴衣パックが大ブーム。火付け役に。
           我家でも夫にユニクロ浴衣購入。

昨年 (2005年) 男性の浴衣がブレイク。売り上げは前年比3倍とか。
           一部ブランドで高価な「着物風に着るお洒落浴衣」台頭。

今年 (2006年) 洋服テイストを取り入れたアバンギャルド浴衣登場。
           ブランド化、洋化、高額化の流れ止まらず??
 浴衣のカジュアルさや着心地のよさは好きです。でも、今までよりも執着はない。なぜかと言うと、今まで浴衣が好きだったのは浴衣しか着られなかったからなんだと思うのです。今は、浴衣だけだとつまんない(爆弾発言)。

 でも、浴衣の気持ちよさは捨てがたい。これぞ日本の夏!って感じで(笑)。
 なので、今私が惹かれているのは綿着物です。「浴衣を単衣着物代わりに着られまいか」と手持ちをチェックしてみましたが、襟をかけて名古屋結んだとしても「でも浴衣でしょ」ってバレバレ(^^; 着心地は浴衣、デザインは非・浴衣、そういうのがいいなあ。
 でも、本物の綿着物は、高い。それにあんまりない。頼みのリサイクル市場には玉数がない(泣)。
 1万円以下の、デザインシンプルで流行のない、普段お洒落用の綿着物、出回らないかなあ(願)。作れってか?(悩) ああ、またユニクロ頼みか?!
posted by eribow at 10:07| Comment(6) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月16日

意外に潜在着物派

 「着物が趣味」と公言するようになって、意外に身の回りに「潜在着物派」がいることを発見しました。ほんと、こんなに大勢いるとは思わなかったな〜。

1.着物を着たいと思っている
 何しろ身の回りに実際に着ている人がほとんどいないので、自分はちょっと変わった少数派だと思っていたら、そうでもなかった。男性にも興味を示す人がいることにもびっくり。

2.着物を持っている
 「結婚するとき実家に/婚家に/祖母に仕立ててもらった」という人を沢山発見した。「親が/祖父母が着物を沢山持っていて、譲ってもらえる」という人もかなりいた。

3.お茶を習ったことがある
 自分の身の回りに、こんなにお茶体験者がいるとはびっくりした。どこか遠い世界の、自分とは関係ないソサエティのものだと思い込んでいた。

4.着付けを習ったことがある
 ぽろぽろといます。でも皆口を揃えて「せっかく習ったのに着ていない」「着ないでいたら忘れちゃった」と言うのです。うーーん、勿体ない!

 着たいキモチはあって。意外に着物は持っていて。お茶を嗜んだり、着付けを習ったりしていて。その一つでも当てはまる人は4人に一人くらいはいるんじゃないかという感触です。友達グループ数人で喋ると、間違いなく一人はいます。
 でも、着物ライフ一緒に楽しんでくれる友達は、4人に一人なんていないのよね(^^;

 さらに。文学、芸能、工芸、意匠‥和服まわりへの興味を含めると、潜在着物派の層はもっともっと厚いんじゃないかしらん。
 なのにどうしてこんなに実際着物を着るという行動に結びつく人が少ないのか。興味ある人が少ないならまだしもね。考えさせられる今日この頃です。
posted by eribow at 23:55| Comment(6) | TrackBack(0) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月15日

藍染浴衣が欲しい!

 最近染めや織の本にはまっていて、仕事に煮詰まっては写真を眺めて一息、なんてことが増えている。で、5月も半ばになり、そろそろ浴衣のことなどを考え始め、急に高まってきた欲望(?)がある。タイトルどおり、藍染の浴衣が欲しい! 

 着物は基本的にお下がり活用と決めている私だが、浴衣だけは別。そもそも、お下がりがないし。でも着物に目覚めてから買ったのは、ネット販売の格安品ばかり。デザインはともかく、着ているうちに着心地に不満が出てきて、今年はちゃんとしたのを誂えるぞ! と昨夏から心に決めていたのだった。
 先日行ったオカダヤで藍染の生地を見て、すっかり惚れ込んでしまった。いい値段なので買いはしなかったものの、あの色合いが頭を離れない。

 で、浴衣を誂えるならやっぱり藍染がいいなあ、やっぱり竺仙かなあ、などとつらつら考えていたのだけど・・・ふと、昨年藍染体験したことを思い出し(色の変化が感動的だった)、自分で染めるというのもありかな、などと思いつき、ここ数日その思いつきにとりつかれている。最初は原料を買って自宅でやろうと思ったのだけど、思い出してみるとすごい匂いだったし、そもそも狭い自宅で反物を染めきれるかどうか怪しい。干す場所ないし。
 どっかの工房に行って染めさせてもらうというのは? とネットであれこれ調べてみるが、ハンカチやTシャツくらいのメニューしかみつからない。そもそも、白生地を手に入れなきゃいけないなあ。仕立ては? そのあと自分で縫うとなると、いつ出来上がることやら・・・やっぱり普通に藍染の生地を買って仕立ててもらうべきか・・・
 
 そんなわけで、藍染情報募集中。普通に買えよ、という気もするけど・・・頭が手作りモードに入っているのかなあ。

<eribowのコメント>kosouen.gif
 何よぉ、私に聞いてよ(笑) 壺草苑(こそうえん)という藍染工房のパンフ持ってます。チェックに入ってたかな?場所は青梅。藍染め体験はハンカチ・小スカーフとなっていますが、グループで申し込め半日コースもあるようです。人集めて希望を出せば、無理がききそうな気が(笑)。
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 私は、お手製(by 親戚のおばさま)のいい藍染め浴衣があるから、作成欲あまりないけどね(ほほほ)。
posted by mizuho at 22:18| Comment(10) | TrackBack(1) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月09日

帯が結べなくて着物が着れない

 毎年GWに恒例バーベキューするお友達がいるんですけれど、1年ぶりに会って、着物の話を出したら、「私も着物着たい」「私も着物持ってる」と言うのです。でも「着られない」。
 改めて、「着物ライフを阻む壁」について考えさせられました。

 今回の友の口から聞いた事情は「帯の結び方が分からない」でした。本を見たりDVDを見たりしたけど、どうもできない。なんと、浴衣を着ようと思ったら帯が結べず、結局美容院に駆け込んだ<とのこと。美容院の人も驚いたでしょうね(^^; いいお客だ‥。

 ところが、結び方を学んでも、「体が硬くて帯が結べない」という難関が次に待ち構えています。手を後に持っていく動作がつらいというのです。これは体験したので、まあ分からないでもない。

 また、次に「お太鼓が難しくて何度やってもうまく結べない」という壁がある。これは今私が直面している段階(^^; 週1着物開始して、もう1年も経つんだよ(悩)。ま、一応外へは着て行ってるけどさ〜。
 不思議よね〜昔の人は誰でもできたのよね???毎日やるから?そもそも結び方が違った?家族に手伝ってもらえたから?

 mizは半幅にシフトしてる。ふじさんや天和斎さんは作り帯に興味急上昇中。私は‥まだ闘ってるぞ!自分と(泣)。

 小学生の息子達、ほんの少し前までは蝶々結びができなかった。靴紐を結ぶ練習をさせたが、目の前で見ているともうジリジリするほどまどろっこしい。彼らの手つきを見ていると、自分が当たり前にやっている蝶々結びが、意外に複雑なプロセスを含んでいる難しいものだという感覚になる。
 また、近所の流行っているラーメン屋で時々欧米系の外国人を見かけるんだけど、お箸を使うのが大変そうだ。箸使いってのも、外国人から見ればミラクルなんだろうな〜。
 だからきっと、帯結びも、慣れの問題なんだと、思いたい(^^; 蝶々結びや箸使いのように、簡単になると信じたい。まだ結べない皆さん、今は結べる皆さん、どうですか?
posted by eribow at 20:16| Comment(16) | TrackBack(1) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月27日

3万以内で揃えた、初めての着物と帯たち

 お着物デビューに憧れる全くの初心者の方を僭越ながらサポート(お節介焼き?!)させていただいた昨日のお買物。これぞ本格的な「着物着せ隊」の活動であります。
 友人ふじさんのラッピング教室の生徒さんであるyukoさんとは初対面。手持ちはゼロ、とにかく初めての着物&帯を揃えたいというご希望です。予算は3万。しかも、場合によっては1万2万オーバーしても構わないとのこと。「月1万以内」を標榜し、自分の時は1万以内(着物4,000円、帯5,000円)で済ませたので、内心「うっ、リッチ‥(^^;」でしたが、それだけ出せば選択肢は広がるのでいいかな!

 何と言っても、候補が多すぎ(苦笑)。どこから手をつけてよいのやら‥積み上げられた着物は、取り出すことすら困難です。
 ざっとジャンル別、価格帯別に分かれていますが、着物の基礎知識ないと、まずどのコーナーを見ていいいかも厳しいわね。

 一枚2万を目安に、「お手頃価格」の小紋のコーナーに出撃。リクエストのお花っぽい一角を攻めてみると、いきなり上の方から候補が続々!(鼻息) とりあえず10枚くらいキープしておいて(多すぎ?)、私のお馴染みの(笑)「格安」コーナーへ。1万2万の値札を見た後だと、数千円レベルの安さについ興奮して、ここも候補の山。一応1,000円2,000円の「難有り」コーナーも押さえておきます。
 名古屋帯、半幅、格安帯、と次々と攻略。いやはや目が回る(@_@;

深緑色の小紋  そして2時間半後に生き残った一枚が、ジャーン!シックだけどお嬢さんっぽい、レトロな型染め小紋。写真では分かりづらいですが、深緑色です。八掛の色がきれいでしょう?(^^) 1万5千円。
 もっと明るい色もお薦めしたかったのですが、yukoさんがどうも「呼ばれた」もよう。最初のお着物だもの、まずは「自分がほしいと思ったもの」を買ってみるべきよね!
 白い襟をかけ、明るい色の帯を締めれば十分華は出ます。花模様に入っている明るい黄の帯を当ててみたら、まるで「お見合い」のよう♪

薄紫江戸小紋風 ほぼ決まりかけた頃、ふと格安コーナーから発掘。3,000円。本命が予算を切ってしまったので、これならもう一枚買えるんじゃない?!
 スミマセン、結構私の趣味です(笑)。薄紫が上品で、女心をくすぐる。これも八掛がイイよね。
 実は、薄いしみがかなり方々にある。しかし、ほとんど目立たない。と私は思う。離れて見れば勿論分からないし、レストランなどで店員が一瞬近づいた程度の接触でもたぶん気づかないだろうな。初心者なので惜しげなく着潰せるものもよかろう、ということでGO!

激安小紋
 ダメ押しでもう一枚!1,000円。もうこの値段なら衝動買いするっきゃないでしょう。安さの秘密は、あまりの普段着っぽさと、昔の人らしいやや短い着丈。
 顔映りよく、とてもお似合い。お洒落小紋だけでなく、こういう無難な1枚もあると便利だと思うので、勧めた。



黒地に毬の名古屋帯
 帯選びの方は、逆に選択肢が少なくて苦労した。数はあるんだけど、問題外のものも多かった(しくしく)。柄の着物を先に選んでしまったため、柄どうしが合わないケース多。
 浅草に似合いそうな古典柄。ご希望の「レトロ」ムードばっちり!5,000円。

ピンクのポリ半幅帯
 名古屋帯はもう時間切れで絞りきれなかったので、半幅で決めた。リバーシブルで2,000円。この値段なら考えないで買ってもいいかな。
 ポリなので、そのうち締め心地や風合いに不満が出てくるかもしれない旨説明しておいた。

 ふー!合計は計算してみて下さいね(^_-☆ 着物2万+帯2万くらいの心積もりで探したので、随分お得な気分です。
 安物買いだけど、まあまずは練習用よ!と割り切りました。ある程度着慣れて、ご本人に見る目や欲が育ってきたら、その時にイイものを選ぶといいと思う。

 小物も履物も要るのでもう一企画しないと。実家に埋もれているはずの襦袢類発掘にも、やっと前向きになってくれました。ふじさんとyukoさんと3人で「出かけよう!」と盛り上がりまくり。yukoさんデビューオフも近いかも♪
posted by eribow at 23:12| Comment(5) | TrackBack(1) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月26日

はじめての着物選び

 「着物着せ隊」活動を行っているワタクシ、友人ふじさんのお友達の着物デビューをお手伝いさせていただくことになり、一緒にかないやさんへ出撃してきました。 

 まずは、ちょっとお茶しながら「質疑応答タイム」。
・着物を着る目的(どんな所へ着て行きたいか)
・好み(どんな感じの着物が好きか、憧れか)
・似合いそうな系統(本人の顔色、雰囲気を見て判断)
・手持ち(実家にあるアイテム確認)
・予算
などをじっくり聞き出します。
 浅草やみなとみらいにお友達とお出かけしたいという希望がわかりましたので、「楽しい小紋」に的を絞って探す方針が決まります(わくわく)。

かないや入り口 そして、駅から徒歩数分のかないやさんへ。見落としそうな小さな看板、急な階段を上った2階です。
かないや店内2かないや店内1
 久しぶりに訪れたかないやはまた品数が増えていて、もう目が回りそう!(@_@; うず高く積まれた、着物の山、山、山‥その横にも、宅急便など続々と新しい着物が運び込まれてスタッフの方々は仕分けに追われています。久々に大量の着物を目にして、すでにeri大興奮!!!

アフリカ風の鳥帯
 この鳥は何でしょう?鳩?すごい色です。アフリカの民族衣装のようだ。緑の色彩はまるでバスクリン。
 でも意外にお高く、10万もする。アートなんでしょうね(^^;モノトーン波模様名古屋帯




 白地に黒で波?の模様。さみしい。「描きかけなんじゃないの?」「塗り絵だよ」「好きな色塗るって?」とワイワイがやがや。

蝶の名古屋帯
 左の蝶は、yukoさんが、何度も立ち返ってしまった「呼んでる」染帯。写真では暗く写っているけど実際はもっと赤く、真紅でも朱色でもない個性的な赤。セレクトした着物たちには微妙に色が合わず、今回は諦めた。
 右側は、相撲の行司が持つ軍配?下ぶくれ?りんご?何となくユーモラスな柄。

500円のリバーシブル半幅帯
 手に取ったのを「ちょっと地味だね」と棚に戻しかけた時、目に入った500円のタグ。思わず3人同時に帯に手を伸ばし、3人同時に「500円?!」と叫んでいた(^^; 便利なリバーシブルで使いやすそうな色柄ではあったが、やはり候補の着物とはちょっと合わず、これも残念。

魚の半幅帯
 インパクトの強い半幅帯。この魚は何?カレイ?ヒラメ?どんな時に締めるのかしら?やっぱりお魚食べに行く時よねえ??
 3,000円。赤も、金糸銀糸も強すぎて、着物もシチュエーションも選びそう。でも思わず買いそうになる。500円なら買ってたな〜。

 「何これ〜(笑)」「えっ嘘、安〜!!」「うわっ、これ見て見て」「きゃー似合う〜!」と3人でもう大騒ぎ。eri鼻息ブイブイです。

 結局お買い上げは、小紋3枚、名古屋帯1本、半幅帯1本。着物1枚帯1本の予定だったのが、選びきれないのとあまりの安さに、つい買いまくってしまうという結末になりました。これで勿論予算内、計5点、3万でお釣りがきました。

 サクッと1時間ほどで終えるつもりが、2時間半も粘ってしまいました。いや、それでも時間は足りなかったほど。最後は、閉店時間も迫るし、疲労と興奮で頭朦朧としてくるし、しょうがないからエイヤと決断。
 センスがあるわけでもない素人のアドバイスで、よかったんでしょうか?と申し訳ないようなお手伝いでしたが、私は大大大満足。あー楽しかった!お疲れ様でした>ふじさん&yukoさん
 戦利品については、明日ご報告いたします♪
posted by eribow at 21:47| Comment(14) | TrackBack(1) | 着物つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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